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森田祐司プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

ハーバード流交渉術してますか?

森田祐司

森田祐司

テーマ:人材育成


二つの交渉術

分配型交渉(駆け引き型)とは
分配型交渉とはパイの分け方に焦点を当てた交渉スタイルで以下の特徴があります。

・ゼロサムゲーム: 一方が得をすれば、もう一方が損をするという考え方が根底にあります。
・固定されたパイ: 交渉対象となる資源や価値は一定であり、その分配を巡って争います。
・強硬な姿勢: 相手からより多くを引き出すため、自らの立場を強く主張し、譲歩を最小限に抑えようとします。
・情報非公開: 自分の真のニーズや優先順位を明かさず、相手の情報を探ろうとします。
・短期的な関係: 交渉成立が主目的であり、長期的な関係性は重視されにくいです。

ハーバード流交渉術(統合型交渉)とは
ハーバード流交渉術とは問題解決に焦点を当てた交渉スタイルで単なる駆け引きではなく、より良い合意形成を目ざすもので以下のような特徴があります。

・人間と問題を切り離す:感情的にならず、相手を敵と見なすのではなく、共通の問題解決パートナーとして扱います。相手の人間性への攻撃ではなく、問題そのものに焦点を当てます。
立場ではなく、利益に焦点を当てる:相手が主張する「立場」(例: 「この価格でなければ買わない」)の裏にある真の「利益」(例: 「品質と保証を重視したい」「予算を抑えたい」)を探ります。
・自分の利益も明確にし、双方の利益を満たす解決策を探ります。
・複数の選択肢を創造する:固定観念にとらわれず、両者にとってメリットのある多様な解決策をブレインストーミングします。
・Win-Winの関係を目指し、パイを大きくする発想で選択肢を増やします。

以下のような点が当てはまれば交渉力研修をご検討下さい

・場当たり的な交渉や成り行き任せにならず戦略的な交渉の進め方をしたい
・説得ではなく納得を引き出す力を高めたい
・交渉への苦手意識がなくなり、交渉を楽しめるようになりたい

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森田祐司
専門家

森田祐司(人材開発・組織活性化専門コンサルタント)

株式会社キャリアリーダーシップラボ

経営課題の解決と人材育成の知見を有し、人と企業の成長を促す多彩なプログラムで実践的な研修を実施。ビジネスススキルの習得やチーム力強化のほか、企業ごとの人材開発戦略を構築するコンサルティングも

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