税理士を選ぶときのポイント② 税理士とどのような付き合い方をするか。
お客様がどのようにすれば、利益を生むことができるか。漠然と「他にないサービスを」ということでお客様に提供するだけではやはりダメみたいですね。提供するサービスに「お客様がもうかる仕組み」を組み込まないと。提供するサービスがお客様にとってその数十倍、数百倍の利益を生んでいくような、そんな「もうかる仕組み」を組み込めればいい仕事ができるのですが。
「毎月の会計処理のサポートします」、「経営分析と経営計画をサポートします」、「会計ソフトの導入、経理マニュアルのご提案など経理の合理化をサポートします」、ということで他の税理士事務所との単純な「差別化」をしてもお客様が今本当に求めているかというとなかなかかみあうものでもないですよね。毎月経理しないお客様、経営分析や経営計画なんて必要としないお客様、会計ソフトを使いたいと思わないお客様もいるわけで、それはそれでまったくかまわないのですから。そのようなものがなくても商売はできてるのですから。あればいいけど、わざわざ料金払ってまでとか、そこまでしなくても・・・とか、求めていないお客様からすれば、これらのサービスは欲しいとは思わないのは当たり前のこと。欲しいのはお客様にふさわしい、しっくりとくる「もうかる仕組み」のはず。まずはお客様の商売にしっかりからんでいきたいですね。
「もうかる仕組み」は日常的にできるかぎり多くお客様と直接に接するなかで、アンテナをしっかりはって、頭をやわらかくして、いろいろ試してみながら見つけていくしかないみたいですね。