墓じまいにも使える新しい供養のかたち「樹木葬」について教えてください
神奈川県全域と東京多摩地区でおなじみの地元密着型地域情報誌『タウンニュース平塚版 2019(平成31)年4月4日号 新元号発表特別増刊号』に出稿協力いたしました。
「遠い郷里にあり、お参りに行けない」「我が家にはお墓の跡継ぎが誰もいない」など、近年急増するお墓の問題。おそらく、誰に相談したらいいのか分からないという人も多いことでしょう。そんな、お墓の「困った」に悩む人々と同じ目線で寄り添いながら解決支援に取り組んでいるのが、生まれ育った平塚で「墓じまいまちなかステーション」を運営する加藤俊光行政書士です。
私は、初回面談の際の「直接対面」に徹底的にこだわります。「しつこい営業など一切いたしませんので安心してご来所ください(笑)。国家資格者である法律専門職の事務所ですから、そもそも営業マンなどおりません。初回相談から業務完了まで、私自身が専属担当となりますので、『墓じまいに向けて共通認識を持ち意思統一が図れるか』を互いに見極めるために直接お会いすることが不可欠だと考えています。大前提として、お墓じまいは私がお願いしてまでやっていただくものではない、私と依頼者が二人三脚で最良の供養のカタチを見出して実現する共同作業だと理解しています。」
それから、私は、墓じまいのカタチにも強いこだわりがあります。「決して、金額だけに気を取られて決めてしまう前に、今一度供養の形式とお墓に対する向き合い方をしっかり見つめ直してほしいのです。」永代供養墓、海洋葬や樹木葬、手元供養など選択肢が増えた今だからこそ、きっと自分に合った墓じまいのカタチが見つかるはずです。個別型か、集合型か、はたまた手を合わせる場所さえなくなってしまうのか。ひとたび合祀されてしまったお骨は、再び取り出して改葬することはほぼ不可能なことに気を付けてほしいのです。「やり直しが極めて困難な墓じまいだからこそ、いいことばかりのメディアの情報を鵜呑みにせずに自分らしいカタチを見つけ出してから墓じまいに踏み出してほしい。『やはり、あの時やらなければよかった』と後悔する人だけは絶対に出したくありません。」
平成から新時代となる今年、皆様のおかげを持ちましてまちなかステーションは開設10年目という節目の年を迎えます。たとえ、どんな時代になろうとも、お世話になった菩提寺への感謝の気持ちを伝えること、ご親族が今後もわだかまりなくご供養の気持ちを持てることを見失わずに大切にしていきたい。他人の美談に惑わされない、その人に最良の墓じまいのご提案をし続けていくことが私の使命だと思っています。
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