短所が長所になるってホント!?
皆さん、こんにちは。
国語専門オンライン学習塾 啓理学舎の篠田です。
さて、今回のテーマは
「お子さんの誉め育ての前に自己肯定感を高めよう!」
です。
塾生の保護者の方から面談のときに、次のような相談をよく受けます。
「子どもを誉めているのだけれども、あまり変化が見られない。」
「長所ノートを書いているのだけれど、子どもはピンときていないようだ。」
当塾では、「誉め育て」を推奨していますが、「誉め育て」の効果はあまりないのでしょうか。
私は、保護者の方といろいろお話をさせていただく過程で、別のところに原因があると考えています。
それは、保護者の方の自己肯定感があまり高くないため、「誉め育て」の効果が薄れているのではないかということです。
下の図を見てください。
6個のコップそれぞれに水が入っています。
左上のコップには、水がまったく入っていません。
右下のコップには、水がいっぱい入っており、また入りきらなかった水があふれています。
コップを「自分の心の器」、水の量を「自分の幸福度」と考えてください。
つまり、水の量が多いほど幸福度が高いということです。
他の人に、本当の幸せを与えるためには、あふれた水の分しか与えることができません。
コップの水が少ないと、限られた水を与えることになるため、自ら喜んで水を与えることができません。
たとえ、与えたとしても、自分自身の幸福度が下がってしまいます。
つまり、お子さんの自己肯定感(幸福度)を上げるためには、「誉め育て」をすることが重要ですが、
その前に、親御さんの自己肯定感(幸福度)がないと、いくら「誉め育て」を実施しても、お子さんは良くならないのです。
ですから、「長所ノート」を使用し、まずは自己肯定感を上げてください。
※「長所ノート」の書き方は、こちらを参照ください。↓
https://mbp-japan.com/kanagawa/pega-yk6/column/5110711/
参考にしてください。