「アメ」と、ムチではなく「ムシ」???

篠田啓彦

篠田啓彦

テーマ:ちょっとした誉め育てのコツ

こんにちは。

国語専門オンライン学習塾 啓理学舎の篠田です。


さて、以前、

「FOOT BRAIN」(毎週土曜日23:30~ 現在は放送されていません。)

というサッカー番組を見ていたところ、

この内容はご家庭でも使えるのではと思いましたので、紹介させていただきます。


マウスでの実験です。

下の図のようにT字の道があります。

ここで問題です。

「道の入り口にいるマウスを効率よく左へ行かせるためには、(ア)~(ウ)のどれで訓練するといいのでしょうか?」

アメとムシ

さて、どれでしょうか?


(ア)左側にエサがあり、右側に行くと電流が流れる。

(イ)左側には何もなし、右側に行くと電流が流れる。

(ウ)左側にエサがあり、右側には何もなし。


答は、(ウ)です。

正解でしたか?

(ア)や(イ)では、マウスは1回でも右側へ行くと、体に電流が流れ苦痛を味わうことになります。

この苦痛を1回でも味わうと、2度とその苦痛を味わいたくないため、道の入口付近で止まってしまうらしいのです。

つまり、「苦痛」の方が、「快楽」より勝る ということです。


これは人にもあてはまりませんか?

親、先生、大人に怒られると、子どもは委縮してしまい、本来の実力を発揮できなくなります。

私にばっちり当てはまります(笑)。


番組では、

「アメとムチ」ではなく「アメとムシ(無視)」が必要

であると言っていました。


つまり、良いことをしたら「誉める」。

こちらの意にそぐわないことをしたら、「怒る」のではなくて「何も言わない」ということです。

子どもは、誉められなかったことがあると、なぜ誉められなかったのだろうと考え始めるのではないでしょうか。

すべてのお子さんにあてはまるとは思いませんが、子どもを成長させるためにはとても生かせる内容だと思います。

参考にしてください!

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篠田啓彦
専門家

篠田啓彦(塾講師)

国語専門オンライン学習塾 啓理学舎

保護者の方にお子さまとの接し方等をアドバイスさせていただくとともに、国語が苦手なお子さまでも特別な学習方法で真の「国語力」が身につき、さらに各教科の成績向上、中学・高校合格へ導いている。

篠田啓彦プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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