ゴルフで脳の活性化を!
脳を活性化し、若返らせるには、脳が置かれている環境がとても重要です。
マウスを使った次のような実験があります。
■脳の老化を遅らせる環境とは?
まず20畳ぐらいの、マウスにとってとても広いスペースを用意します。(人間にとっても充分広いですね‥)
そこに小高い丘や植え込み、チューブや羽根車など、色とりどりの遊具を設置します。
この様な、ワクワクする環境でマウスを育てると、マウスの脳が重くなるそうです。特に脳の中の海馬(かいば)という、記憶をつくることに関係する場所で、新しい細胞がたくさん生まれ、脳が活性化します。
この様に脳が活性化し、脳の働きを良くし、脳の老化を遅くする環境を「エンリッチな環境」といいます。
では、人間にとってのエンリッチな環境とは、どういう環境でしょうか?
■キーワードは「運動」「頭」「コミュニケーション」
エンリッチな環境のひとつは「運動」です。最近の研究で、人もネズミ同様に、運動することで海馬に新しい脳細胞が生まれていることが報告されています。脳を活性化するには、まず運動です。
次に「頭」を使うことです。学習は、脳の中で「ワーキングメモリ」という記憶システムを使い、前頭葉という所を刺激します。「分った」とか「上手く出来た」という体験時には脳が強く活性化し、海馬を中心とする神経ネットワークが組み変わります。
そして次に重要なことのが、社会での「コミュニケーション」です。マウスを一匹でエンリッチな環境においても、脳はそれほど重くはならないことが分っています。
つまりエンリッチな環境とは、①運動すること、②頭を使うこと、そして③人とコミュニケーションすること、の三つの条件が求められるわけです。
もうお気付きだと思いますが、ゴルフはこの三つの条件をすべて兼ね備えています。
まさにゴルフは、エンリッチな環境を提供して脳を活性化し、脳の働きを良くし、脳を若返らせるスポーツといえるでしょう。
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