コロナ禍、自分の感情に責任をとる、夫婦セッション。

明石郁生

明石郁生

テーマ:コロナストレス、カウンセラーの視点




テレワークの必要に迫られ、夫婦とも部屋にこもりがちになり、ちょっとしたことで大きなケンカになるとのご相談が増えています。

これまで、保留しておいた事柄、

例えば、子供の教育・進学のこと

コロナ禍の食費はどちらが持つの?
今度の旅行の費用はどちらが持つのか?

車の修理代はどちらが行くの?
保険の見直しはいつするの?

将来の住宅について? などなど。

お互いに過ごす時間が長くなることや外出がままならないストレスが積り、ちょっとした相手の仕草につっこみたくなるのは自然なことと言えます。

さて、せっかく保留事項に触れてしまうのなら、ここで「自分の感情に責任を取る」レッスンの時間にしてみることを提案します。

・「休みなんだから、あなたが車の修理に行きなさいよ!」
・「君がイライラしているから、落ち着いて話せないんだよ!」

とは、相手に変化を一方的に要求する姿勢です。
このパターンは、はじまりがささいなケンカでもおおごとになることがあります。

相手に変化を求めてしまうのは、各々が「自分自身の気持ちを受け取れない」ときに起こしてしまうパターンに多いものです。

ご夫婦の親密さを深める鍵のひとつは,それぞれが自分の「感情」を「所有」することにあります。

各々の感情を所有するとは、「自分のいまの気持ちに気づく」ことです。

・「今日、私はとても疲れているので気持ちがしずんでいるの。あなたが行ってくれるととても助かるわ。」
・「ぼくは、慣れないテレワークでとても落ち着かない気分なんだ。」

と自分のお気持ちを添えて会話するなることは,自分の感情を受け入れて,相手に感情を伝えることになります。

自分の感情を伝えるときに,親密さと思いやりが育ち始めます。

おためしあれ。

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明石郁生
専門家

明石郁生(臨床心理士・カウンセラー)

家族とAC研究室

統合的アプローチでは、家族、人間関係の問題、共依存、依存症、身体症状などを変化や成長のための大切なプロセスと捉えてカウンセリング・コンサルテーションを実践します。

明石郁生プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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