売上はある。でも、なぜか安心できない。

平岡誠司

平岡誠司

テーマ:経営のモヤモヤをワクワクに(事業承継編)


「忙しいですね。」

最近、社長と話していると、
そんな言葉から会話が始まることが増えました。

仕事はある。
売上も極端に悪いわけではない。

それでも、

「このままで大丈夫なのか」

という不安が、どこか頭から離れない。

そんな感覚を抱えている社長は少なくありません。

不安は、赤字になってから始まるわけではありません


会社の変化は、
突然起きるわけではありません。

実際にはもっと静かに、
小さな違和感として現れ始めます。

例えば、

* 現場の会話が減った
* 判断が社長に集中している
* 将来の話を後回しにしている
* 在庫がなんとなく増えている
* 数字を見るのが遅れ始めている

こうした変化です。

一つひとつは小さくても、
積み重なると、
会社全体の「余裕」が少しずつ失われていきます。

社長は、“数字にならない変化”を感じています


社長は、
決算書だけを見て経営しているわけではありません。

* 取引先の空気
* 社員の様子
* 現場の流れ
* お金の重さ
* 判断の増加

そうしたものを、
日々の感覚の中で見ています。

だからこそ、

「売上はあるのに、なぜか安心できない」

という感覚が生まれます。

それは、
気のせいではないのかもしれません。

問題は、“大きくなる前”に見え始めています


会社が苦しくなる時、
いきなり大きな問題が起きるとは限りません。

むしろ、

* 誰にも相談しなくなる
* 「忙しい」で考える時間が消える
* 社長しか判断できなくなる

そんな状態が、
静かに続いていることがあります。

特に家族経営や小規模事業では、

「なんとか回っている」

状態が長く続くほど、
問題が見えづらくなることもあります。

会社の状態を把握するとは、“違和感”を見ること


経営を整理するというと、

* 分析
* 数字
* 計画

をイメージする方も多いかもしれません。

もちろん大切です。

ただ実際には、
会社の状態は、

小さな違和感

として先に現れることがあります。

だからこそ、

* 現場
* 数字
* 人
* 判断

を、少しずつ整理していくことが重要です。

あなたは、どちらですか?


* 売上はあるのに、なぜか不安が残る
* 判断が自分に集中している
* 将来の話を後回しにしている

それとも、

* 少しずつ整理が進み始めている
* 現場と数字を落ち着いて見られている
* 次の世代へ渡す準備ができ始めている

会社の状態は、
突然悪くなるわけではありません。

小さな違和感として、
静かに現れ始めます。

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平岡誠司
専門家

平岡誠司(小規模事業者向け経営支援家)

株式会社平岡商店

経営者の実践経験を活かし、経理の見える化・日繰り・在庫管理を軸に、家族経営の経営管理の仕組みづくりを実行支援します。現場の気づきを経営判断につなげ、“らしさ”をいかした経営を一緒に育てていきます。

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