「なぜ後継者が育たないのか」小さな会社で起きていること

平岡誠司

平岡誠司

テーマ:経営のモヤモヤをワクワクに(事業承継編)


「こんなに頑張っているのに、なぜか楽にならない」

小さな会社の経営者から、よく聞く言葉です。

朝から晩まで動いている。
現場にも出る。
営業もする。
経理も見る。

社員より働いている社長も少なくありません。

それでも、会社が回らない。

なぜでしょうか。

             動画でもご紹介しています

社長が全部抱えている

原因の一つは、社長しか分からない会社 になっていることです。

見積。
資金繰り。
仕入。
銀行対応。
顧客管理。

全部を社長一人で抱えてしまう。

小さな会社ほど、一人で頑張れてしまう。

でも、その状態が続くと、少しずつ会社が疲弊していきます。

属人化すると、次の世代が不安になる

社長だけが分かっている状態になると、社員は受け身になります。後継者候補も育ちません。

「どうせ社長が決める」

そんな空気ができるからです。

「継ぎたい」と思っていても、

何がどう動いているのか分からない。
数字も見えない。
会話も少ない。

そんな状態では、次の世代も不安になります。

確認不足。
思い込み。
小さなズレ。

それが積み重なって、現場が回らなくなっていきます。

「頑張る」だけでは続かない

昔は、それでも回ったかもしれません。でも今は、人も時間も余裕がありません。

だから必要なのは、“根性”ではなく、“流れを整えること”です。

例えば、

・数字を見えるようにする
・情報を共有する
・日繰りを確認する
・仕事を一人で抱えない

そんな小さな改善の積み重ね。地味ですが、実はここが一番効きます。

最後に

会社が回らなくなる時、多くの場合、「誰か一人が悪い」のではありません。

流れが詰まっている。

多くの場合、問題はそこにあります。

逆に言えば、

数字を共有し、
日々の流れを整理し、
少し先を見通せるようになると、

社内の空気も、銀行との会話も変わり始めます。

頑張る社長ほど、一人で抱え込みやすい。

だからこそ、整える視点 が必要なのだと思います。

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平岡誠司
専門家

平岡誠司(小規模事業者向け経営支援家)

株式会社平岡商店

経営者の実践経験を活かし、経理の見える化・日繰り・在庫管理を軸に、家族経営の経営管理の仕組みづくりを実行支援します。現場の気づきを経営判断につなげ、“らしさ”をいかした経営を一緒に育てていきます。

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