【悪用厳禁】どんな相手も虜にする心理学的手法
こんにちは。山本です。
今回のテーマは人間関係の築き方について。
心地よい人間関係を築いていく上で大切な考え方をご紹介します。
・気を使い過ぎて疲れちゃう人
・友達同士の会話に入って行けない人
・意見はあるのに会議などで発言できない人
このような人
は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回ご紹介するのはアドラー心理学の
「課題の分離」という考え方です。
※アドラー心理学をわかりやすく解説してくれている本↓
嫌われる勇気(岸見一郎著)
これは、
自分の課題と他者の課題にしっかりと境界線を引き、
他者の課題に踏み込まない、
自分の課題に踏み込ませないという関わり方です。
この境界線は曖昧になりがちなのですが、
その行動や言動あるいは変化の最終責任を
誰が請け負うのかを考えると誰の課題かを明確に知ることができます。
例えば、勉強は誰の課題かというと、
勉強する本人の課題です。
その人の親でも、教える先生でも、
会社組織でいうところの上司や社長の課題でもありません。
他ならぬ本人の課題です。
本人以外はその最終責任を負う、
つまり、知識や学力の向上を果たすことは不可能だからです。
また、感情の変化も本人の課題です。
感情は他ならぬ本人だけがその利益不利益を、
本当の意味で負うことになります。
例えば誰かがある人を傷つけるような発言をしたとしても、
傷つける発言をした人は一瞬気分が良くなることもあるかもしれませんが、
他に何の変化も起きません。
しかし、その傷付けんとする言葉で傷ついた人は、
気分を害し、イヤな思いをします。
しかし、その人の受け止め方によっては、
イヤな思いをせずに済ませることだって可能です。
さらに、その言葉を単なるフィードバックとして捉え、
自分を向上させるきっかけにだってできます。
どんな言葉であれ、自分に投げかけられた言葉は、
自分でどう受け止めるかを選択することができ、
その影響の良し悪しだって自分で享受することができるのです。
そういった意味で、
感情の変化は自分自信の課題なのです。
ですので、誠実な表現を心がけることは大切ですが、
必要であれば耳の痛い発言だってすべき場面はありますし、
自分の気持ちをはっきり伝えなければいけない場面だってあるはずです。
そんな時には、包み隠さず、
ちゃんと自分の意見や気持ちを言葉に出しましょう。
それをどう受け止めるかは相手の課題であり、
あなたの課題ではないのですから。