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山本武史

ワークライフバランスを実現するタイムマネジメントのプロ

山本武史(やまもとたけし) / コーチ

ポテンシャルビジョン

コラム

【WLBコラム】伝える力を鍛えて、ムダな時間を減らす方法

2020年2月18日

テーマ:コミュニケーション

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 働き方改革ビジネスマナープレゼン 企画書

WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
時間管理&習慣化コーチの山本武史です。


昨日は、強風のため瀬戸大橋を走る電車
マリンライナーが止まってしまい、
急遽、研修講師の代役を頼まれました。


そのテーマは『プレゼンテーション』だったのですが、
研修開始時間の2時間前に決まったため、
ほぼ準備ができず、真っ白な状態で登壇しました。


その分、普段から考えていることが
そのまま出てきたようにも感じます。


さて、プレゼンテーション(=伝える力)を
考える上で、最も大切なことはなんでしょう?



これに答える前に、
そもそもコミュニケーションとは
「何を目的に行うのか?」「目標はどこか?」についても
考えておきたいのです。




「コミュニケーションに目的や目標があるの?」

と驚かれる方もいるかもしれません。



実際、昨日の受講者さんたちも
同じような反応でしたから^^;




あなたはどう考えますか?



コミュニケーションの目的は、
『合意を取り付けること』であり、
目標は『合意に至ること』です。


とてもシンプルです。




友人関係であれば、
『仲良くなること』が目的・目標でも構いません。



が、ビジネスで使うコミュニケーションは
仲良くなってもそれだけでは不十分です。



『合意を取り付けること』

これがコミュニケーションの目的です。




さて、時にコミュニケーション( 会話)は
キャッチボールに例えられます。



投げる側は、相手が取りやすい位置に投げる。

受ける側は、自分が取りやすい位置で受ける。



これがキャッチボールの基本です。


あなたはコミュニケーションで
この基本を守れていますか?



話す側は、相手がわかりやすい言葉を投げかける。

聞く側は、自分が理解できる言葉で受け取る。




コミュニケーションの目的は合意形成ですので、
お互いの努力や歩み寄りが必要なのです。



話す力をどれだけ鍛えたとしても、
聞く側に聞く意思がなければ成立しません。

逆ももちろん然りです。




しかし、スタートは話す側(投げる側)です。


聞く側( 受ける側)が受け取りやすい形で
話を構成していくことが重要です。




言葉はわかりやすいか?
(専門用語や業界用語などは避ける)

表現は適切か?
(独特の言い回しや隠喩などは避ける)

スピードは?
(早すぎたり遅すぎたりしない)

相手の専門や興味に合致しているか?
(守備範囲を超えない)

受け取る技術を持っているか?
(厳しい表現は避ける)

理解力に合った構成になっているか?
(頭の回転、知識レベルの範囲で話す)

などなど、相手に合わせて話してみてください。




きちんと理解できれば、その分、聞き直しや
知らないまま作業に着手して結果のやり直しがなくなり、
時間効率は向上しますからね。



きちんと話が伝わってないなと感じることがある方は、
ぜひ上記の点を注意してみてくださいね!



では、今回はこの辺りで失礼します。

この記事を書いたプロ

山本武史

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山本武史(ポテンシャルビジョン)

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