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山本武史

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山本武史(やまもとたけし) / コーチ

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コラム

【WLBコラム】新型コロナウィルス騒動を乗り越える最強メンタル

2020年2月29日

テーマ:働き方改革

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 働き方改革マインドフルネスストレスチェックシート

WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
時間管理&習慣化コーチの山本武史です。


WHOが新型コロナウィルスの危険性を
最高レベルに引き上げましたね。


その前に「公立の全小中高校に一斉休校を要請」した
安倍首相の判断は適切だったと思う方も多いのではないでしょう。


ところが、決まったら決まったで大変です^^;



うちにも3人の卒業生がいますが、

「卒業式はどうなるのか?」

という話題で持ちきりでした。



また他にも・・・、

「小さなこどもを抱える家庭はどう過ごせば良いか?」
「こどもの世話で仕事ができないと収入が・・・」

などなど、様々な不安の声も聞こえてきます。




こういった窮地に立った時、
明るい話題を期待したくなるものですが、
現状ではそれはなかなか叶いそうもありません。


実際・・・、
マスクや消毒剤に続いて、
今度はキッチンペーパーやトイレロールなども
品薄状態になっているとの報道もありますし、
世界的な株価低下も気になるところです。



さて、こんなピンチの時こそ、
不安や恐れを一旦脇に置いておける
強いメンタルを持ちたいと思いませんか?



そんな時には
『フランクル心理学』がおすすめですよ!



ナチスドイツの強制収容所から生還した
精神科医で心理学者であるヴィクトール・フランクルが考えた
まさに窮地を脱するための心理学です。

『夜と霧』という強制収容所体験記でも有名ですね。




その中から、大切な考え方を一つご紹介します。



『苦悩は成長の機会であって目的ではない』



苦しむこと、悩むこと自体に意味はありません。

それは成長するための過程なのです。



「これは天罰か、はたまた何かの前兆か・・・」

なんて思い煩っても意味はないということですね。






その苦悩を乗り越えた時、
成長した自分がいるというだけの話です。




で、この考え方を端的に言い表した人もいます。


「運命がレモンをくれたら、
 それでレモネードを作る努力をしよう」


これは、有名な弁論家であるD・カーネギーの言葉です。





もたらされたものをそのまま苦い思いをして飲み込むのではなく、
それを使っておいしくいただける方法を探しましょう!






例えば、

「学校が休校になって困る!なんて事してくれたんだ!」
とイライラしながら過ごすのか、

「学校では教わらないことを教えてあげられるチャンスだ!」
と捉えて、こどもとじっくり話す時間を取るのか。



「こどもが遊び呆けて学力が落ちたら困る!」
と不安な毎日を過ごすのか、

「こどもとの信頼関係を築くチャンス!」
と捉えて、一緒に遊んだり、一緒に学ぶ時間を取るのか。



「仕事がなくなって生活費が・・・、どうしよう?」
と恐れながら不安を募らせるのか、

「人生を見つめ直すチャンス!」
と捉えて、読書や思索の時間を取るのか。



あなたはどんな時間を過ごしたいですか?



もちろん、酸っぱいレモンをそのままかじるか、
甘酸っぱくておいしいレモネードにするかは
あなたの自由ですよ^^



あ、そうそう!

同じ時代を生きたアルフレッド・アドラーも
こんなことを言っていました。



「大切なのはなにが与えられているかではなく、
 与えられたものをどう使うかである」


「与えられた」「奪われた」に固執せず、
今「手元にあるもの」にフォーカスを当てて、
豊かな発想で、豊かな時間を過ごしていきませんか?



さて、今回はこの辺りで失礼します。

この記事を書いたプロ

山本武史

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