【WLBコラム】なぜ『マッチョ』は他人に優しいのか?
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
時間管理&習慣化コーチの山本武史です。
長男の新たな挑戦が始まりました。
香川ファイブアローズのU15チームに加入し、
バスケ選手としてワンランクもツーランクも上のメンバーと
切磋琢磨しています。
そんな長男に、
「部活の練習と比べてどうだい?」
って聞いてみました。
すると、
「練習自体は全然ついていけるけど、
メンタルがヤバい」
って。
詳しく聞いてみると、
どうやら、メンバーと馴染めていないため、
プレーで孤立することが多く、
自信をなくしているようでした。
メンタルがヤバい時、
自信をなくしてしまった時、
あなたならどうしますか???
ぼくはそんな時にこそ、
『自分が果たすべき役割とは?』
を考えます。
間違っても
「周囲の期待に応えるためには?」
なんて考えたりしません。
結果的には、
自分が果たすべき役割を全うすれば、
自ずと周囲の期待に応えられるようにはなります。
が、その順序が逆になってしまうと
余計にメンタルを保ちづらく、
自信をなくす原因になってしまいます。
なぜなら、周囲の期待を満たしたかどうかは、
周囲が決めることであって、
自分にはコントロールできないからです。
しかし、自分が果たすべき役割を考える時、
全ては自分を変えることにつながり、
その全ての結果に自分で責任を負うことができます。
例えばうちの息子の場合、
バスケのポジションで言えば、
スモールフォワードです。
スモールフォワードが担うべき役割は?
具体的に何をするポジションなのか?
どんな動きでチームに貢献するのか?
スモールフォワードが活躍するとチームはどうなるのか?
また、いち選手として、
チームに貢献するための動きや声かけは?
自分の強みを生かすとチームはどうなるのか?
このようなことを考え抜き、
それを試合で実践できるように
練習することが大事です。
ぼくも同じくです。
講師として独立した当初は、
全く登壇依頼がなくメンタルも保てず、
自信も持てませんでした。
最初は、
「ビジネスとは周囲の期待に応えることだ」
との考え方から、
「周囲の期待に応えるには?」
と考え、行動していました。
が、周囲の期待はまちまちで、
アンケートを見るのが怖くなるくらい
自信をなくしてしまいました。
が、あることがきっかけで、
「自分が果たすべき役割は?」
と考えるようになってから
少しずつ変化の兆しが見えるようになりました。
ぼくは断言することが苦手です。
が、後まで尾をひくように考えてもらう問いかけは得意です。
ぼくは堂々ともっともらしく話すことは苦手です。
が、たとえ話を駆使してわかりやすく話すことは得意です。
ぼくは全員が納得できる話はできません。
が、受講者さんそれぞれが自分の学びを得られる話はできます。
ぼくは周囲の期待に応えられるかどうかはわかりません。
が、ぼくは自分の強みを生かして、自分の役割を全うすることはできます。
そう考えることで、
メンタルも自信も高めることができています。
もし、
「メンタルがヤバい」
「自信がない」
なら、
自分が果たすべき役割を考えて、
それを実現できるような努力をしてみてくださいね。
では、今回はこの辺りで失礼します。