【WLBコラム】助成金の話やぼくの現状についての話をしましょう
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
先週末はNPO法人や市民活動団体の方向けに
アサーティブ・コミュニケーション講座をさせていただきました。
今回は参加者6名でしたので、
個人的なご質問にも答えながら進めたのですが、
「自分の事例に当てはめてくれたのでわかりやすかった」
とご好評の声をいただきました。
対人関係って、どこに行っても問題となり得るし、
それを解決するコミュニケーション能力は
高ければ高いほど楽になりますよね。
タイムマネジメントをする上でも、
コミュニケーションは重要だと思いますので、
スキルアップに努めて行きましょう!
さて、そのコミュニケーション能力そのものが
仕事の成果に直結しやすい『営業職』の方ですが・・・。
その仕事の特色上、
どうしても残業や休日出勤が出てきてしまいます。
顧客とゆっくり話すために、
営業時間後に訪問したり、休日に時間を取ってもらったり。
はたまた、関係作りのために
飲みに行ったり、遊びに行ったり・・・。
そんな営業職の方には、
『働き方改革』は無理なのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
逆に、そのような働き方(残業・休日出勤当たり前)だからこそ、
しっかりと改革を進める必要があるでしょう。
業界によっては、
顧客が深夜まで営業しているようなところもあるでしょうし、
休日がメイン稼働日だったりすることもあるでしょう。
なので、『時間帯』や『曜日』で働き方を決めるのではなく、
『労働時間』とその『成果』を基準に改革する方が良いと思います。
僕も営業職を経験しているのでわかりますが、
顧客の勤務時間に合わせたり、
その休憩時間などをうまく活用しないと話すらできませんから。
ということは、
顧客に会えない時間の使い方こそが
実はとても重要だったりしますよね。
例えば、報告書の類は隙間時間に書けるだけ書きますし、
企画などは移動時間などを活用しますし、
運転中は音声教材などでインプットします。
ただ、あまり根を詰めすぎると疲れも出ますので、
例えばランチは食べること自体に集中したり、
適度な休憩を挟むことも大切でしょう。
食べながら仕事をしたり、
休息を取らずに動き続けると生産性も低下します。
営業の仕事は顧客との情報交換時に
最大のパフォーマンスが発揮されると思われがちですが、
実はその後こそ重要です。
顧客から得た情報をどうまとめて、
どのように次に繋げていくのか・・・。
つまり、情報処理能力です。
ちなみに・・・、
その情報処理能力を高めてくれるのは、
ロジカルシンキングという考え方です。
ご興味ある方は、ぜひ学んでみてくださいね。
で、この情報処理をいかに短時間で行うかといえば、
記録することが、まず第1歩となるでしょう。
何を言われたのか、そこから何が求められていると感じたか、
どんな解決策が向いているのか、などなど。
そして、これと一緒にぜひ、時間も記録してみてください。
何時から何時まで訪問していたのか?
待ち時間はどれくらいか?
移動時間は?
その顧客に会うための準備にかかった時間は?
次の面会までの時間は?
などなど、時間もメモする癖をつけてみてください。
そうすると、意外と無駄な時間が見つかったり、
これまでの時間の使い方の矛盾が見つかったりします。
なんとなくではなく、
記録して分析してみてくださいね。
それでは今回はこの辺で失礼します。