春の病
《かんじんかなめ》、漢字にしたら「肝心要」or「肝腎要」?
※当薬局の薬剤師陣のように日々、漢方を研鑽している薬剤師は無意識に《肝腎要》と書きます。
★漢方理論での{心}・{肝}・{腎}は↓。
- 「心」・・君主の臓腑
- 「肝」・・将軍の臓腑
- 「腎」・・命の根源となる臓腑
★心臓は安定している国家なら君主ですから「よきにはからえ」で表向きの執務は終了して跡は後宮で男子誕生までガンバル!?。
それには「腎精」を元気にする事が不可欠ですから補腎薬が次々に考案され、その効果のエビデンスEvidence(証拠)は悠久の歴史が今に示しています。
「肝臓」は将軍の仕事をしますから24時間、休むこと無く戦略を企てますから常に疲弊していますので「強肝解毒」の方剤が考案されました。
《西洋薬(化学薬品)を「ダラダラ漫然服用・定期の点滴」していると・・・!》
★特に「抗がん剤治療」の時には定期的に血液検査値をして、特定の項目が基準値を逸脱すると治療が「中止・延期」になる事があります。
「赤血球・白血球数値・PLT(血小板)値・リンパ球数値・好酸球数値等の低下」
このような時にも漢方薬や薬局サプリメントは活用出来ます。
それは別のコラムを参照して下さい。
《肝臓を健やかにする自然の恵み!》
{田七人参}
{スクアレン}
★薬局サプリメントとして薬剤師が薬局内で対面販売しているスクアレンは特定の深海サメの肝油から精製された優れ物。
テレビで出てくる巨大なサメは深海では生きられず、深海で生きているサメは。これ以上成長出来ない過酷な環境で生き抜いているのです。
{雲芝}
{核桃楸皮}
※日本では、これらの植物性生薬エキスは薬局サプリメントです。
★個々の生薬を煎じて飲むのではなく専門施設でエキス粒にしています。
※肝臓は「百毒を解毒する」臓腑、一番肝臓を労ることは現在服用している化学薬品のmg数と種類を一つでも良いですから減らす事です。
胃の薬は本当にエッセンシャルドラッグ(必須の薬)なのでしょうか?
胃の不調がないのに痛み止めの薬とセットで出される胃薬、痰が切れやすくなるという薬など本当に必要?
美白目的でダラダラ漫然悪用している「ビタミンC=L=アスコルビン酸」、これって天然物ではありませんから肝臓や腎臓の負担増となるリスクが懸念されています。
多様なビタミン剤・・、これらも自然の恵みではありません。
先ずはシッカリ、主治医とインフォームドコンセント(説明と同意そして納得)をして不要な薬は減らして戴きましょう。
薬局と処方薬の種類が減ると技術料も減りますが、当薬局では減薬に積極的に取り組んでいます。
※肝腎要の肝臓と腎臓が元気であれば健康長寿が叶います、詳しい事は当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。