長引く《咳》と《痰》
お腹の風邪
風邪というと鼻水やくしゃみなどを連想しますが、お腹の風邪というものもあります。
中医学には霍乱(カクラン)という嘔吐下痢を指す言葉があります。
日本でも使われる言葉なのですが、最近では熱射病などの暑気あたりを指す事もあります。
この霍乱を伴う食中毒や感染症などをお腹の風邪と呼びます。
胃腸が弱りやすい夏に多い病気ですが冷たい物のの過食などでもかかる事があります。
子供などでも多く見られ、発熱を伴う場合もあり消化器症状を主とするのでお腹の風邪と呼ばれます。
寒いさに負けた風邪、熱がこもった風邪、お腹の風邪など風邪も種類は様々あります。
お腹の風邪に勝湿顆粒
こういったお腹の風邪に使われるのが勝湿顆粒です。
霍香(カッコウ)と呼ばれる生薬が使用されており即効性のある漢方薬です。
急な下痢を伴うお腹の風邪に使用され小さいお子さんも服用できる漢方薬です。
・寒い風邪には葛根湯
・熱の風邪には金羚感冒散
・お腹の風邪には勝湿顆粒
と言われる風邪の漢方薬で有名なものの一つが勝湿顆粒です。
お酒の飲み過ぎなどの暴飲暴食による下痢や食事や水が合わなかった際の下痢などにも功を奏します。
このような急な下痢などに即効性があり使い勝手が良いので常備薬としてお勧めの漢方薬です。