春の病
《「ピロリ菌除菌」、万人に必要?》
※いつの間にか「ピロリ菌」が一方的に悪者扱い・・・、検査でピロリ菌陽性となると三種類の抗生剤を三倍量飲まされ、それでも陰性にならないと、さらに追加、これが近代医療。
※確かに胃・十二指腸潰瘍を慢性的に発症している人には必要かも知れませんが、ピロリ菌陽性でも無症状の人にまで除菌が推奨されている事があります。
多種類・大量の抗菌剤を投与され体調を崩して、そのための薬が追加される事がありますが、これは本末転倒かも。
※ピロリ菌は「胃ガン」の原因でもありますが、こんな学会報告があります。
「進行性胃ガン患者でピロリ菌陽性患者の生存率は、ピロリ菌陰性患者より高い事が多くの国の研究で報告されています」
これはピロリ菌感染により自己免疫力が活性して生存期間が延長する可能性も指摘されています。
《過度の除菌は過ぎたるは及ばざるが如し》
※今回、日本人を対象に全てのガンの発生率および死亡率を検討した結果「ピロリ菌陽性者のガン診断後の死亡率低下の可能性が報告されました」
(PLOS Global Public Health 2023)
※抗生剤のダラダラ漫然使用は耐性菌を算出するだけではなく私たちが健康維持に必要な善玉菌も情け容赦なく殺してしまいます。
※加齢に比例するピロリ菌感染率
※当薬局の爺様薬剤師、若い頃からズーと毎年の検査で「ピロリ菌陽性維持」。
でも不感感ないので常在菌として飼っています。
※ピロリ菌感染者数
《空腹時に胃腸に不快感を感じたら即、飲むべき自然の恵み》
《クマザサの濃厚エキスの「お湯割り」》
※日本でのクマザサの濃厚エキス液は薬局サプリメントとして薬局内で薬剤師が対面販売しています。
22g入≒10.000円(税込)程度。
《食直後・過度の呑酒後の胃の不快感にはコレ》
《山楂の実エキス=山楂子》
※鯨呑馬食した後にシマッタと感じたら即、山楂子エキスを「お湯割り」で飲みます。
60包≒5.000円(税込)程度。
※何事にも『過ぎたるは及ばざるが如し』、特に抗生剤のダラダラ漫然使用には御用心。
※詳しくは当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。