《漢方的快眠実践方》
《耳管開放症&耳管狭窄症》
※耳と鼻をつなぐ細い管状の通路を耳管と言います。
耳管は平常時には閉じた状態を保持し、唾液を飲み込んだりあくびをした際に一時的に開くことで中耳内の気圧を調整するなどの役割を果たしています。
高層ビルのエレベーターに乗った時や、高い山に登った時そして飛行機に乗った時、耳がツーンと詰まった感じを覚え唾液を飲み込んだり、あくびをしたら治ったという経験があると思います。
耳管開放症と耳管狭窄症は、こうした耳管の機能が正常に働かなくなる病気です。
※耳管開放症
耳管が開いたままになる病気です。
急な体重減少、妊娠、体調不良ストレス過多などが原因と考えられております。
また、鼻すすり癖がある人に多くみられます。
この病気は運動し、汗をかいたりすると病状が悪化する事があります。
※耳管狭窄症
耳管が塞がれたり狭くなったりする病気です。
風邪、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、咽頭炎、扁桃炎などの鼻やノドの炎症により鼻の奥にある耳管開口部周囲に炎症を起こすことが主たる原因です。
※共通する具体的に不快症状
- 耳が詰まった感じがする
- 音がこもって聞こえる
- 耳鳴りがする
- 自分の声や呼吸音が響いて聞こえる(自声強調)
- 自分の声の大きさを把握しづらい
《耳管開放症と耳管狭窄症の自己判断》
《耳管開放症》
立っている状態の時に、不快症状があらわれ寝ている時はほとんど異常を感じられません。
《耳管狭窄症》
普段は、簡単にできる『耳抜き』ができないことが多いようです。
《西洋医学で不感感が改善できない時は・・》
《「心(自律神経)」を元気にする生薬エキスを活用する》
《合歓の花》
《百合根》
《萱草の花》
《萱草の蕾=金針菜》
《蓮の実=蓮子》
※これらの《安神生薬》の他に、心を元気にする生薬エキスを配合した薬局サプリメントを活用して下さい。
※詳しくは当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。