白花蛇舌草

《中国の民間薬的生薬＝『白花蛇舌草』》

※アカネ科　白花蛇舌草　和名は《フタバムグラ》
☆性味＝苦甘、涼　　　帰経＝心、肺、肝、胃、大腸、小腸　　
☆効能＝清熱解毒、抗ガン消腫
☆薬理＝抗腫瘍、免疫増強、抗菌、消炎、利尿

《中国での白花蛇舌草と漢方薬の使用例》

《悪性腫瘍》
冠元顆粒・加味帰脾湯・瀉火利湿顆粒・衛益顆粒・麦味参顆粒・八仙丸・参茸補血丸など

《多様な炎症疾患》
※肝炎
星火逍遥丸・加味逍遙散

※尿路感染症
瀉火利湿顆粒・猪苓湯・五淋散など

※ニキビ、吹き出物
黄連解毒丸

※湿熱型のアトピー性皮膚炎
瀉火利湿顆粒・清営顆粒

《『白花蛇舌草』と併用される植物性生薬＝『半枝蓮』》

※シソ科　半枝蓮　

※薬理作用＝清熱解毒・化瘀止痛作用
※臨床応用＝解熱・解毒・鎮痛・止血・抗炎症作用
※抗腫瘍作用＝肺がん・胃がんなどに使用
※急性顆粒型白血病細胞抑制作用があるとの学会報告あり

※中国での報告
半枝蓮は『がん治療』において白花蛇舌草と処方されることがあり、胃がん、大腸がん、肝がんなどの消化器系のほか、肺がん、乳がん、子宮がんなどに効果を示し、抗がん剤の補助作用や進行ががん治療などにも臨床応用されているそうです。

《これらの生薬エキスは日本では健康食品として漢方専門薬局で販売されています》