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晩夏から秋に向けての養生方

佐藤宣幸

佐藤宣幸

テーマ:専守防衛=未病先防

《酷暑の後の乾燥に要注意》


熱中症
※年々、暑さが厳しくなり『猛暑』から『酷暑』となっています。
暑い時は『発汗過多』、そして暑いと冷房に当たりすぎて冷房の『除湿作用』によって思う以上に身体は『干涸らびて乾燥』しています。
私が学校薬剤師として担当している公立の「幼稚園」・「小学校」・「中学校」は全て冷房=エアコンが設置されました。
それまでは『教室内空気検査』は窓や入り口を閉鎖する冬場だけの検査でしたが冬同様に教室を密閉してエアコンを作動させて授業をする夏にも検査します。
窓や入り口を開放しての授業時には問題ないのですが、エアコン作動で教室を密閉して授業するとアッと言う間に『二酸化炭素濃度』が基準値をオーバーし、湿度も時には基準値以下となり空気は乾燥します。
湿度は60%前後を維持したいです。

《水分補給について》


熱中症
※このように水を『がぶ飲み』しても、すぐには細胞レベルまで『瑞々しさ』を『漲らせる事』は出来ません。
※人間が元気に生きるために必要な水分を漢方理論では『津液』と言い、人間に悪さをする水分を『痰』と言います。
※発汗過多・冷房の除湿作用、これで『干涸らびた体』を癒やすためには『津液』を増やしましょう。

《医食同源、津液を増やす食べ物》

※日本には『四季』があり、季節毎の『旬』の食べ物があります。
※盛夏

西瓜 スイカ
☆甘くて寒性、スイカに『3年熟成干潟天日塩』を振りかけて食べたら『熱中症』予防に最高。
  
トマト
☆年中食べられるトマトですが、本来の旬は『夏』、甘酸っぱい味は肝臓を元気にして寒性ですから火照った体を涼しくしてくれます。
『3年熟成干潟天日塩』を振りかけて食べると美味しくて発汗で消耗したミネラルをバランスよく補えます。
又、トマトは脂の消化を促進してくれます。

葡萄 ぶどう
☆スイカの旬が終われば葡萄が旬です。

無花果 イチジク
☆次に旬となるのが無花果。

びわ 枇杷
梨
☆初秋のノドがイガイガ・咳には『梨のシロップ』が改善に役立ちます。
☆『自家製の梨のシロップ』の作り方は当薬局の薬剤師陣にお訊き下さい。
☆本当に日本って旬の食べ物に恵まれていると思います。
季節の移り変わりに従って体の健康維持に役立つ食べ物が食べられます。
『旬を無視した食べ物』は当薬局ではお薦めしていません。
又、暑い季節が旬の食べ物は冷房の効いた部屋ではなく野外の木陰で自然の風に当たりながら食べて下さい。
冷房がガンガン効いた部屋の中で冷蔵庫でギンギンに冷やした果物は体を冷やし秋に大事になります。

むかご 山薬 

☆ムカゴ
山芋のツルの葉元にできます。
蒸し上げて『3年熟成干潟天日塩』を振って食べると美味しいですし『津液を増やす作用』以外に『補腎作用』もある自然の恵みです。
根茎が『山芋』、すなわち『八味地黄丸』の成分の一つ『山薬』です。

《津液を増やす漢方薬と言えば・・》


麦味参顆粒 生脈散
☆『麦味参顆粒』、古典名は『生脈散』と言います。
心臓のポンプ作用を元気にする漢方薬として中国では有名です。
かの『毛沢東』を心筋梗塞から救命した漢方薬の一つとしても有名です。
60包=¥8.910(税込価格)

《津液を増やす自然の恵みエキス》

※日本では、これは『健康食品』として漢方専門薬局で薬剤師が対面販売しています。

亀鹿仙 亀 鼈 スッポン

亀鹿仙 亀 スッポン 鼈

亀鹿仙
☆『亀鹿仙』は飲みやすいゼリータイプです。
60包=¥18.900(税込価格)

※『麦味参顆粒』+『亀鹿仙』、詳しい事は当薬局の薬剤師陣にお訊き下さい。

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佐藤宣幸
専門家

佐藤宣幸(薬剤師)

有限会社 すみれ漢方施薬院薬局

薬剤師の知識の上に、臨床検査技師の知識を重ねた指導ができるのが強み。健康相談にも力を入れていて、訪れる人の多くは食生活の改善をしながら漢方薬を服用すると健康になる場合が多くあります。

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