自律神経失調
《効いているかも知れないが治らない?》
※当薬局のような『漢方薬』が専門で『調剤』が専門ではない薬局でも
『高血圧治療の処方せん薬』の応需は多々あります。
長い方では10年以上、定期的に当薬局に『処方せん』を持ち込まれています。
最近、ある患者さんから『先生、ヨカッタ私薬が減ったよ』と言われました。
しかし、持参された『処方せん』を確認したらナント、今まで2種類の薬が『**配合錠』に変わっただけでした。
今までは作用の異なる二種類の降圧剤を処方されていたのですが、今回から今まで二種類の薬が1錠になっただけ。
そして当然、この1錠は新しいタイプの薬ですので同一効果で価格の安い『後発品』は存在しません。
俗に言う『後発品逃れ』かも知れません。
この患者さん、とてもガッカリされていましたが主治医が必要と判断して処方されていますので、詳しく薬について、ご説明しました。
※降圧剤
高血圧の基準値を下げるとナント1年間で『1兆円』も降圧剤の売り上げが伸びたそうです。
《何種類の薬、飲んでいますか?》
《降圧剤をダラダラ服用していたら・・・》
※多くの方が『肝腎要』の『肝臓』と『腎臓』の負担が大きくなっていきます。
AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP値の上昇やeGFR(推算糸球体濾過量)値の減少があれば要注意。
《低体温になっていませんか?》
※以前は起床後の体温が『36℃↑』あったのに最近は36℃を維持出来なくなり『冷え』を感じるようになった・・・。
これも『降圧剤』が関係しているとの説がありました。
私は安保徹 新潟大学院歯学部総合研究所名誉教授の講座で聴きました。
安保徹先生談『昔は糖尿病からの透析、今は降圧剤の漫然服用も関係している』。
《年相応の適正血圧を維持するために》
※まずは『活血化瘀(体内の瘀血(ヘドロ)を改善して血液循環を改善する事)』です。
※平素は植物性生薬配合の『冠元顆粒』で血管の『掃除』をしながら年に1回~2回は動物性生薬で血管の『大掃除』をするのが基本です。
※『二種類以上の降圧剤』を漫然と服用されている方は、まず動物性生薬で『血管の大掃除』をしましょう。
※活血化瘀に使用する『動物性生薬』については当薬局の薬剤陣にお訊きください。