それ借りちゃダメ!

山根敏秀

山根敏秀

テーマ:資金繰り

投下資金の回収可能性が不明確な場合は「耐用年数」が長い順に借入をして投資してはいけません。

つまり
土地
建物
機械設備

工具器具備品
この順で買ってはいけません。
もう一度言います。
回収見込みが不明確な場合の借入をしての投資です。
手元に潤沢に資金が有ったり
回収見込みがあれば買って構いません。

借入は貰ったものではありません。
返済すべきものです。
最初に約束した通り順に返していく必要があります。
従って
売上不振
世の中の景気
環境の変化
こんなことで借入の返済が出来なくなってはいけないのです。

じゃあどうやって稼げばいいの?って言われそうなので答えを先に言います。
お金を借りる代わりに
土地・・・借りましょう
建物・・・借りましょう
機械設備・・・借りましょう
車・・・借りましょう
工具器具備品・・・借りましょう
手元に資金が無ければないほど
お金を借りるのではなくモノを借りるのです。

同じ借りるでも
リースとレンタルがありますが
リースはアウトです。
単なる分割払いだからです。
横文字になっただけでお金の借入と同義です。

お金が無ければ無いほどレンタルに徹するべきなのです。

モノを自分のものにしないと気が済まないというのは大きな勘違いです。
一時的に自分のモノにしたとしても人生を卒業するときにはあの世に持って行けないのです。
ならばお金は有意義に使い心豊かな人生の糧としましょう(私見であり強制しませんが。。。)

最後にもう一度
カネを借りてまで設備投資するな!
心して頂きたいと思います。

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山根敏秀
専門家

山根敏秀(税理士)

税理士法人マネジメント/グランドリーム

数々の優良企業を含め税務・経営支援してきたからこそ分かる現場のノウハウが強み。枝葉でなく、本質的な経営改善策を指南しており、そのアドバイスを受けて危機を脱した多くの経営者から喜びの声が届いている。

山根敏秀プロは北陸放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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