整理整頓は経営の基本
時間短縮をしようとしてただひたすらにスピードを上げようとする企業があります。
確かにスピードを上げることは大切なことです。
しかし、スピードを上げるには限界が有ります。
人や機械が元々持っている以上の能力は出せないのです。
機械にはもともとのスペックが有ります。
それ以上のスピードは物理的に出せません。
人にも身体的限界があります。
やはりその能力を超えてのスピードアップはできません。
時間短縮をするには自分の能力を上げるばかりではなく
システム自体にメスを入れなければなりません。
いわゆる「やりかた」です。
やり方を根本から変えずに自身のスピードを極限まで上げていくなどナンセンスです。
そんなことを続けると疲労困憊して潰れてしまいます。
時間を短縮したいのなら
先ずは今やっている作業や製造工程などを根本から見直すのです。
今までの延長線で自分の仕事を見直していても名案は浮かびません。
根本から変えることを前提にするのです。
時間短縮はスピードアップに非ず
肝に命じておきたいものです。