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山根敏秀

企業の資金繰りや黒字化経営に精通する税務のプロ

山根敏秀(やまねとしひで) / 税理士

税理士法人マネジメント/グランドリーム

コラム

それ、「基準」になっていますか?

2013年5月22日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:経営改善

コラムカテゴリ:ビジネス

よくある失敗です。

上司・・・「そこのネジをしっかり締めておけよ。」
部下・・・「ハイわかりました。」
後日、ネジがしっかり締めていなかった事が発覚して・・・
上司・・・「ちゃんと締めておけと言っただろ!」
部下・・・「ちゃんと締めました。」
上司・・・「ちゃんと10回締めたのか?」
部下・・・「えっ!ちゃんと締めるって5回じゃなかったんですか・・・?」
上司・・・「ちゃんと締めるって言うのは、昔から10回って決まっているんだバカモノ!」
部下・・・心の中で「それなら最初から10回って言ってくれれば良かったのに・・・。」

どうでしょうか?
あなたの会社にもこのようなことは無いでしょうか?
これは「基準」と「指示」の曖昧さから来るものです。
「基準」と「指示」は皆同じ認識が出来るようにして徹底しないといけないものです。



しかしながら、なかなかこの共通の認識が出来ないでいます。
社内におけるルールを言葉の曖昧さで濁してはいないでしょうか?
基準作りは誰がやっても同じ以上の成果が出るようにしなければいけません。
また、それと同時に同じ認識を持たなければいけません。

会社内での基準は曖昧にしたくは有りませんね。

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