それ、「基準」になっていますか?

山根敏秀

山根敏秀

テーマ:経営改善

よくある失敗です。

上司・・・「そこのネジをしっかり締めておけよ。」
部下・・・「ハイわかりました。」
後日、ネジがしっかり締めていなかった事が発覚して・・・
上司・・・「ちゃんと締めておけと言っただろ!」
部下・・・「ちゃんと締めました。」
上司・・・「ちゃんと10回締めたのか?」
部下・・・「えっ!ちゃんと締めるって5回じゃなかったんですか・・・?」
上司・・・「ちゃんと締めるって言うのは、昔から10回って決まっているんだバカモノ!」
部下・・・心の中で「それなら最初から10回って言ってくれれば良かったのに・・・。」

どうでしょうか?
あなたの会社にもこのようなことは無いでしょうか?
これは「基準」と「指示」の曖昧さから来るものです。
「基準」と「指示」は皆同じ認識が出来るようにして徹底しないといけないものです。



しかしながら、なかなかこの共通の認識が出来ないでいます。
社内におけるルールを言葉の曖昧さで濁してはいないでしょうか?
基準作りは誰がやっても同じ以上の成果が出るようにしなければいけません。
また、それと同時に同じ認識を持たなければいけません。

会社内での基準は曖昧にしたくは有りませんね。

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山根敏秀
専門家

山根敏秀(税理士)

税理士法人マネジメント/グランドリーム

数々の優良企業を含め税務・経営支援してきたからこそ分かる現場のノウハウが強み。枝葉でなく、本質的な経営改善策を指南しており、そのアドバイスを受けて危機を脱した多くの経営者から喜びの声が届いている。

山根敏秀プロは北陸放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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