骨抜きにされて良いのか！？

我々コンサルタントや会計事務所に対して二通りのニーズがあります。

ひとつが「代行」、もうひとつが「指導」です。
企業にとって楽なのは代行依頼でしょう。
しかし、代行依頼は全く自社の自立には役に立ちません。
あくまでも一時的なものである必要があります。

にも関わらず、企業の代行依頼は相変わらずです。
自分がどんどん自立できない身体にされているとも知らず・・・。
質の悪いコンサルタントグループなどは
「顧問先には絶対記帳や総務をさせるな！」とまで言い切ります。
とんでもないことです。
社長や役員が自社の状況を把握できず
把握する頃には倒産寸前ということがしばしばあります。



そこで必要になるのが「指導」です。
一見、不親切なように見えますが
実は企業の自立のためには絶対必要なのです。
どうしてもできない時には一時的に代行依頼するのも仕方が無いかもしれません。
しかし、企業の健全な発展を願うなら
自分のことは自分でできる力をつける必要があります。
あくまでも一時的にこだわりたいものです。

目に見えにくいものであるがゆえに気づかないのかもしれません。
ただ、目に見えるようになる頃には動けなくなってしまっています。

自分で歩くことの大切さを認識したいものですね。