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コラム
モノとカネは一人で動かさせてはいけない
2013年4月22日 公開 / 2021年3月2日更新
危機回避のために必要なものに内部統制があげられます。
内部統制というと難しいという感じを持ちますが
実は単純に「相互チェック」をしましょうということです。
人間には思い込みが付きまといます。
自分ではチェックしたつもりでも「洩れ」が生じます。
間違う危険性のあることは、同じ人がやらないということです。
たとえば「現金」の受け渡しを考えて見ましょう。
小さな会社では、入金も出金も伝票起票も出納帳記入も
〆の現金残高すら一人の事務員さんが行っています。
しかし、ここまで一人に任せていて良いのでしょうか?
最低限やらないといけないのは金銭出納を行う人と
お金の管理をする人は別であることです。
二人以上の人が行うことによって初めて相互チェックが可能になり
不正や誤謬が無くなるのです。
内部統制を「規制」と考える人が多くいますが
そんなことを考えていては仕事は面白くありません。
必要なのは「間違いの無い仕事をしている証明」を
してもらえているという感じ方が必要ですね。
内部統制を確立したいものですね。
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