軟骨減少と診断された右股関節痛が、歩いて来院できるまで改善した症例

中田和宏

中田和宏

テーマ:施術例

変形性股関節症で病院で加療中の女性が日常生活での痛みや動きにくさを改善したいと当院を受診されました。

主訴:右股関節の動作時痛(特に階段昇降・乗車時・ズボン着脱動作)

お悩みの内容:歩行や階段昇降時の右股関節痛により日常生活動作に不安があり、将来への不安感も強い。

年齢:61歳
性別:女性

病院での診断:
右股関節骨頭部の軟骨減少(約1mm、正常約4mm)
消炎鎮痛剤、週1回の骨粗しょう症治療薬処方

これまでの経過:
2025年8月中旬頃より明らかな原因なく右股関節に違和感が出現。中距離歩行で徐々に症状が出るが強い痛みはなし。
初診時は階段昇降、乗車時、ズボン着脱動作で疼痛があり、股関節周囲筋の緊張が目立った。
施術開始後、乗車時に手で足を持ち上げる必要がなくなり、徐々に可動性と動作が改善。
2025年12月の整形外科受診で軟骨減少が判明し不安感が増強したが、継続施術により炎症と筋緊張が軽減。
2026年1月には階段昇降時の痛みが軽減し、1段ずつであれば自力で昇れるようになり、歩行も安定。
17診目現在、降雪の中でも徒歩来院できるまでに回復し、良好に経過している。

鍼灸院としての見立て:
右股関節周囲筋(腸腰筋・大腿四頭筋・中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋)の筋緊張と筋力低下を主因とする機能障害。
軟骨変性に伴う二次的な疼痛と不安感の影響も大きいと判断。

施術方針:
炎症の鎮静、筋緊張緩和、血流改善を図りながら、股関節支持筋群の機能回復を目的に継続施術。
不安感の軽減と日常動作の成功体験を重視。

施術内容:
・股関節周囲への置鍼、遠赤外線照射、棒灸
・腸腰筋・大腿四頭筋・大腿筋膜張筋・中殿筋への低周波鍼通電療法
・大転子周囲への深刺+微弱電流通電
・三焦兪、腎兪など体幹部への置鍼
・セルフケアとして股関節外転運動、大腿四頭筋トレーニング指導

施術回数・頻度・期間:
2025年10月6日〜2026年1月29日
計17回/週1回ペースで継続中

施術後のケア:
・自宅での筋力トレーニング継続
・無理のない歩行と階段昇降
・痛みや不安が強い時は早めの来院を指示

現在も通院中です。日常生活動作の不便さはずいぶん減って仕事に復帰しています。変形性股関節症はそのグレードによって鍼灸施術がお役に立てない場合もあります。病院でしっかりと検査・診断してもらった上で鍼灸で何をしてあげられるのかを見極めて施術をしていくのが当院の特徴です。場合によっては将来手術を検討するようお話しする場合もあり、主治医とよく相談するようお話ししています。

#金沢鍼灸
#変形性股関節症
#股関節痛
#トキの森鍼灸院
#歩ける喜び

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

中田和宏
専門家

中田和宏(鍼灸師)

トキの森鍼灸院

初診時のカウンセリングでどんな状態か明確にし、できることを説明します。施術計画を立てて最適な施術を提供します鍼灸治療にたずさわって約40年のベテラン鍼灸師が優しく対応しますお困りならまずご相談を!

中田和宏プロは北陸放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

つらい痛みを軽減し、心身の健康を導く鍼灸のプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ石川
  3. 石川の医療・病院
  4. 石川の鍼灸院
  5. 中田和宏
  6. コラム一覧
  7. 軟骨減少と診断された右股関節痛が、歩いて来院できるまで改善した症例

中田和宏プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼