むくみは漢方薬で治る・・・紫華栄、松寿仙
成人の多くが後鼻漏の疑い
後鼻漏(こうびろう)は、鼻水がノドの方へ流れ落ちてくる症状です。
下のチェックリストでひとつでも当てはまる場合、後鼻漏が疑われます。
又、睡眠障害にかかわる、副交感神経優位の睡眠時鼻づまりも大きな問題です。
日中は、交感神経支配で緊張状況、夜は副交感神経支配、という事は粘膜がむくみ鼻呼吸が妨げられるようになります。アルコール類の摂取時も同様の事が倍加されます。
昼間鼻づまりがなくても、夜は鼻道のむくみが生じやすいと言えるでしょう。
夜は「隠れ鼻づまり」の方が多いと予測できます。
西宮商工会議所月例会報に「後鼻漏チラシ」を同封した所多くの問い合わせがございました。
以前は、痰ツボ容器が事務所などに置かれていましたが、最近は衛生設備が整い設置されていませんが、昔から後鼻漏の悩みがあったのでしょう。
日本人は、鼻疾患を患いやすい民族です。昔は、栄養上(タンパク質不足・炭水化物中心)から風邪を引き急性蓄膿症にかかり慢性化する。現代は、栄養バランスが重視されていますが、好きなものが多くなりメタボ体型になり鼻に負担をかけています。その結果、口呼吸になりやすく上咽頭に常時炎症を持つことになります。
また、抗生物質・去痰薬の一時抑えに頼り体質を虚弱にしています。
見えている症状に対しての手当で治るものではありません。
後鼻漏体質を免疫強化で治す必要がございます。
鼻とノドはつながっているため鼻水の一部がノドに流れることは誰にでも起こります。
通常、鼻水が大量に分泌されればその多くは鼻の穴から前方へ出ていきます。
しかし、後鼻漏の場合は、いくら鼻をかんでも鼻水が前方から出ることはなく、絶えずノドに流れ込んでくる鼻水を、口から吐き出し続けるか、飲み込み続けるしかありません。
その不快感はとても大きく、重症になると食事や睡眠などの日常生活から対人関係にまで 弊害を及ぼします。
[後鼻漏チェックリスト]
鼻汁が咽喉に下がる
痰がからむ(ノドがゴロゴロしている)
咳き込みや咳払いがある
痰の吐き出し(頻繁に唾を吐きだす)
口の中がネバネバする
口の中に分泌物が溢れる
口臭(息が臭い、口の中に変な臭いがする)
えへん虫(喉の違和感・つかえ感・ヒリヒリ)
ハスキー声(声のしわがれ・かすれ)
不眠/睡眠障害
(特に迎向けで安眠出来ない)
味覚障害
(食事が美味しくない・味がわからない)
口呼吸をしているようだ(鼻づまり傾向)
脳に酸素が行きわたらないから
「隠れ鼻づまり」は薬をのんでも安眠できていないですよ!
1~2か所のチェックのある方は「後鼻漏」対策が必要です。漢方自然療法ご相談ください。
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相談薬局アール堂 山野雅宏・千恵
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