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自念真千子

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自念真千子(じねんまちこ) / キャリアコンサルタント

M.M.C (エム.エム.シー) マリッジマネジメントセンター

コラム

40代男性が婚活を始めるシビアな現実とその対策

2015年12月4日 公開 / 2021年4月8日更新

テーマ:結婚に必要な男性の気持ちと行動

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 婚活マッチングお見合い再婚 婚活

40代の男性の婚活は、そんなに厳しいのか?


30代の間は、結婚も考えているけど・・・・でも、どこかに余裕がある人が多くいます。
ただ、39歳にもなると猛烈に焦り出すのが、男性40代の婚活です。
グズグズしていると、39歳からの婚活は、あっと言う間に40代です。

しかも、男性も40代に入ると、厳しい現実が待っています。45歳を過ぎると一気に成婚率は下がります。
タイムリミットは、40代前半です!

結婚相談所が集まる連盟で日本結婚相談所連盟(IBJ)が2019年度に成婚白書を発表しました。
IBJを成婚退会(婚約して成婚退会)した人のうち男性成婚者の中央値は38歳、在籍日数は306日という結果でした。
典型的な成婚者像は、男性38歳前後、女性35歳前後で、お見合いを10回前後行い、その後3~4か月交際日数を経て退会。
在籍期間は半年前後であることがわかります。
2018年は、39歳でしたので、1歳若くなっています。結婚相談所で婚活をして結婚していく年代層が若くなってきています。
IBJ成婚白書 男性会員推移
男性の成婚年齢の分布は35~37歳が最も多い。
2017年からの変遷では2019年も男性成婚者の若年化の傾向が続いています。

この現実を押さえながら、
ここで大事になるが、40代でお相手希望が30代の女性を望むなら、押さえておきたいポイントがあります。
30代の女性が40代男性を避ける理由を理解することで、30代女性との結婚のご縁を手繰り寄せましょう!

初婚の40代後半で成婚率が下がる理由

独身の40代男性のほとんどの方は、現状にそこそこ満足されているのではないでしょうか。

責任ある仕事を任されて充実していたり、好きな趣味も楽しんだり。ひとり暮らしが長いため、家事なども自分でおおよそこなせるようにもなるため、多少の不満や不便があったとしても、不自由には思っていない方が多いのです。

しかし、ひとりで出かけたときに偶然友人の家族と遭遇して引け目を感じたり、自宅でひとりで食事をしているときにふと寂しさを感じたり。そういったときに「そろそろいい人がいれば結婚してもいいかな」と思われるようです。
特に「お正月はきついんですよね・・・」と男性会員の方がつぶやかれます。お正月はどこに行ってもファミリー向けサービスばかりで、一人でも食事できるところを探すのがとても大変とのことです。

そんな40代の人が婚活をするときにお相手への希望条件に厳しい設定をすることによる結婚の難しさがあります。

【結婚相手の年齢を35歳までとする】
お子様のことを考えての設定なのかもしれませんが、ご自身との年齢差があればあるほど、30歳の女性の方との結婚が難しくなります。

女性は年齢のある方とのお見合いを敬遠する傾向があります。世代間ギャップで、自分との将来設計が変わってくることを感じ取るからです。
実際の結婚生活での家事や子育てなどの分担をイメージしにくいということをよく言われます。

前述のIBI成婚白書によりますと

40歳~44歳で平均年齢差は、5.2歳
45歳~49歳の平均年齢差は、7歳

かろうじて、40歳の方で35歳くらいでしょうか。
40代後半になりますと、30代の方との結婚は、どんどん難しくなり傾向があります。
結婚をは自分の希望だけでお相手が見つかるわけではないことを、自覚する必要があります。

結婚できないでいる自分を自覚することから

結婚をしたくないと考えていた40代の独身男性は、独身を謳歌しています。その一方で「いい人がいれば」「本気で好きになれる人が見つかれば」と考えているのですが、何も行動しなければ理想の女性と出会う可能性は限りなく低いことに気づいていません。
「自分がその気になれば恋愛できるだろう」という考えがあるようですが、現実はそのようにうまくはいかないものなのです。

30代の女性からみて、40代も後半になってくると、なぜ今まで独身だったのだろうと心配になります。
これは、40代全般に言えることですが、今まで結婚してこなかったのは何か理由があるのでは…と悩ましくなります。

それには、転勤があったとか、親の介護はあったなど理由があればそれを伝えることは必要です。
独身を謳歌していたとなれば、女性からは見ると性格や金銭面などに欠点があるのではないかと、女性が抱く疑念も大きくなりかねません。

結婚できないでいる自分を謙虚に受け止める必要はあります。


前述のIBJ成婚白書2019年によりますと
成婚退会までの平均在籍期間とお見合い件数ですが、
35歳~39歳は  425日(14ヶ月) 18回
40歳~44歳は、 515日(17ヶ月) 22回
45歳~49歳は、 634日(21ヶ月) 24回

年齢が重なるごとに、活動期間が長くなり、
同時に出会うお見合いの回数も多くなります。


自分の定年後を考えると一人であることに不安になる

40代の独身男性の身近な友人は、ほとんど結婚している状況になっています。

同僚や学生時代の友人が家族との時間を週末に作るようになるため、ひとりで過ごす休日も増えてきます。
独身の方で、特に仕事にやりがいを感じて充実されている方にありがちなのですが、休日にほとんど声を発していないことが多くなります。コンビニやスーパーで会計をするときに、はじめて声を出したと気づかれることも多いはずです。

仕事が充実していればしているほど、その仕事がなくなったらどうなるのかを考えるとドキッとされるのではないでしょうか。今は、「仕事が忙しい」と現実から目を背けていますが、会社勤めであれば定年があります。自営業で「生涯現役」と言っていても、高齢になればそういうわけにもいかないでしょう。孤独死のニュースを見て、他人事とは思えない恐怖を感じることもあるそうです。人生100年の時代にも突入しています。

定年後のご自分を想像したときに、仕事以外に何もない人生にむなしさや恐怖を感じてしまいます。

【シニア世代の成婚退会された先輩男性の声】
無事に定年を迎え、家も購入しているし、年金もしっかりある。好きなゴルフ三昧の毎日。時々趣味の陶芸にも出向く生活で、傍から見れば恵まれた生活を謳歌している方が突然、事務所に来られました。

「となりにいてくれるはずの人がいないってこんなに切ないのか・・・」とつくづく感じ、語られる62歳の男性。「もっと早く気がつけば良かったな」と後悔しきりなのは、話を伺って感じるところです。


40代の婚活で成功するための対策


〇容姿への気配り
メラビアンの法則をご存じでしょうか?
初体験の方に好印象を持ってもらうのには.時間が3秒でよいそうです。
その3秒を左右するのが、見た目、見た雰囲気です。

ついつい「おじさん化」していませんか?

〇同年代の女性にも興味をもつ
若い世代ばかりに目が向くと大事なことを忘れてしまいます。
お見合いで若い世代の方とお話を続けても、結果、交際にならなければ意味がありません。
きちんと結婚を視野に入れた交際ができる年代の方にも、興味を持ちましょう。

〇若い世代にこだわりがあるなら、大らかなオトナの魅力がアピールできる工夫をしましょう。
年齢差があるからこその、大らかさや気前の良さは大事な魅力アピールポイントです。
オトナの落ち着きや何かあったときの対応に知性や余裕のある態度などは、大きな魅力です。

〇結婚相談所で相談しましょう
結婚相談所で婚活をする魅力は、客観的な視野でアドバイスが受けることができることが大きいと思います。
一人婚活であれば、自分の思いついたことでついつい行動しがちです。
また失敗の原因の分析も、一人ではなかなか難しい

急がば廻れで、サポートを付けての婚活もお薦めです。

この記事を書いたプロ

自念真千子

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