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I'm boring? I'm bored? ここを間違うと「私は退屈な人です」になっちゃう!

2015年3月3日 公開 / 2017年11月18日更新

テーマ:英語の間違いーあるある!

コラムカテゴリ:ビジネス

bored
「私は~な人です」と自分を説明する形容詞を使うとき、どんなものが思いつきますか?

- I'm healthy. (私は健康です)
- I'm tall / short . (私は背が高い/ 低い)
- I'm talkative / quiet. (私はおしゃべり/無口です)
- I'm shy. (人見知りです)

「ing形」と「ed形」はどう違うのか

他にもいろいろありますが、こうした形容詞 (be動詞と一緒に使う)の中には、"ing"の形のものと"ed"が最後につく形のものがたくさんあります。もとは動詞の過去分詞や現在分詞の形だったものが、形容詞として使われるようになったのです。これを使い間違えると大変なことになります。

そもそも、"ing"と "ed" とは、次のようなルールに従っています。
  ing 現在分詞=能動態 ~させるような (~の原因になる物、あるいは人)
  ed 過去分詞=受動態 通常は、人の感情をbe動詞やget とともに表す

つまり、"interesting" は「興味を抱かせるような、興味深い」という形容詞で、"interested "は「興味をもっている」という状態を表す形容詞となります。それでは、実際の例を見てみましょう。

いろいろな例を見てみる

◆ interesting / interested
- Your new product seems interesting. 「御社の新製品は興味深いですね。」
- I'm interested in your new product. 「御社の新製品に興味があります。」

◆ exciting / excited
- The new project is exciting. 新しいプロジェクトはわくわくするものだ(エキサイティングだ)。
- She is excited with the new project. 彼女は新しいプロジェクトにわくわくしている。

◆ confusing / confused
- The manager's explanation was confusing. 部長の説明はややこしかった。
- I was confused with the manager's explanation. 部長の説明に私は混乱した。

◆ tiring / tired
- The long trip was tiring.  あの長い旅行は疲れるものだった。
- We were tired after the long trip. 私達は長い旅行で疲れていた。

主語が物か人かは関係ない

時々、物が主語の場合は「ing 形」で、人が主語の場合は「ed 形」という風に使い分けている人がいます。ところが、それだけでは説明がつかない場合があります。

-He is interesting to talk to.  「彼と話をすると面白い。」 
この例の場合、彼という人間が私に興味を抱かせる、ということになります。 このように、人にも「ing形」を使うことはしばしばあるので、気をつけましょう。

「退屈している」と言いたいときに使うのは?そう、"I'm bored." です。"I'm boring." は「私は退屈な人です」(他人を退屈させてしまう)という意味になりますので、ご注意を!

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この記事を書いたプロ

グレン・ブラウン

ビジネス英語研修のプロ

グレン・ブラウン(神戸ビジネススクール)

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