ビジネス英語のための英文法~「言う」と「話す」解答と解説
さて、提案を受けたらそれに返事をしなくてはなりません。前回の答えを考えてみましょう。
まず、"Shall I ~?" と相手が申し出てくれた場合、頼みたければ "Oh, thanks. That's helpful." 「まあ、ありがとう。助かります」と受けます。間に合っている場合は "I can manage, but thanks." 「私一人でどうにかなります、ありがとう」と言えばいいでしょう。この manage という語は「管理する」という使い方以外に、「どうにかする、何とかうまくやる」という意味でもよく使います。
他の提案に対してですが、Yesと賛成する場合は、大体同じパターンが使えます。たとえば、次のような答えが考えられます。
"That's a good idea." 「それはいい考えですね」
"Sure, let's do it." 「そうですね、そうしましょう」
NOの場合は、むずかしくなります。やみくもに拒絶するのではなく、まず提案について考慮する姿勢を見せます。そして、具体的に理由を述べながらやんわりと断るとよいでしょう。ソフトな言い方として "it would be better if we could ..."というように、仮定法がよく使われます。
"How about adding a new product?" という提案に対して、賛成できないという姿勢を表すときの表現をいくつか挙げておきます。参考になさってください。
◆"I think that would be a good idea if we had more budget, but....."
「もっと予算があれば、それもいいと思うのですが・・・」
◆"I think it would be better if we could wait until ....."
「~するまで待ったほうがいいのではないかと考えます」
◆"Although I basically agree that we should add a new product, I think we should first focus on ......"
「新製品を加えることに基本的には同意しますが、まずは~に専念するべきだと思います」
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