提案に答える~ビジネス英語のための英文法

グレン・ブラウン

グレン・ブラウン

テーマ:ビジネス英語のための英文法

さて、提案を受けたらそれに返事をしなくてはなりません。前回の答えを考えてみましょう。

まず、"Shall I ~?" と相手が申し出てくれた場合、頼みたければ "Oh, thanks. That's helpful." 「まあ、ありがとう。助かります」と受けます。間に合っている場合は "I can manage, but thanks." 「私一人でどうにかなります、ありがとう」と言えばいいでしょう。この manage という語は「管理する」という使い方以外に、「どうにかする、何とかうまくやる」という意味でもよく使います。 

他の提案に対してですが、Yesと賛成する場合は、大体同じパターンが使えます。たとえば、次のような答えが考えられます。
"That's a good idea." 「それはいい考えですね」
"Sure, let's do it." 「そうですね、そうしましょう」

NOの場合は、むずかしくなります。やみくもに拒絶するのではなく、まず提案について考慮する姿勢を見せます。そして、具体的に理由を述べながらやんわりと断るとよいでしょう。ソフトな言い方として "it would be better if we could ..."というように、仮定法がよく使われます。

"How about adding a new product?" という提案に対して、賛成できないという姿勢を表すときの表現をいくつか挙げておきます。参考になさってください。

◆"I think that would be a good idea if we had more budget, but....."
「もっと予算があれば、それもいいと思うのですが・・・」

◆"I think it would be better if we could wait until ....."
「~するまで待ったほうがいいのではないかと考えます」

◆"Although I basically agree that we should add a new product, I think we should first focus on ......"
「新製品を加えることに基本的には同意しますが、まずは~に専念するべきだと思います」

神戸ビジネススクール(株)では、ビジネスに本当に役立つ英語を効果的に学ぶことができます。社内企業研修から個人レッスンまで、英語でお困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。無料体験レッスンも実施中です。
https://www.kobebs.com/contact/

この記事を気に入ってくださったら、こちらもおすすめです
whoseかof whichか?~神戸ビジネススクールの人気コラムシリーズ
現在完了形はいつ使うの?~ビジネス英語のための英文法

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

グレン・ブラウン
専門家

グレン・ブラウン(講師)

神戸ビジネススクール

ビジネスで使える英語とは?仕事力がある人は英語を流暢に操る必要はありません。ビジネスシーンで戦力になる英語を最短距離で、効率よく学ぶことを可能にするのが私達の最大の強みです

グレン・ブラウンプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

ビジネス英語研修のプロ

グレン・ブラウンプロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼