「我が社の英語教育を何とかしたい!」とお考えの人事担当者・経営者の方へ 1
毎年4月になると、日本中で新入社員の姿を見かけます。彼らのほとんどは、オリエンテーションに続いて研修を受ける事になっています。私もこの新人研修に、ビジネス英語研修という形で何度か携わってきました。その経験から、今日は新入社員にとって有意義だと思われるビジネス英語研修についてお伝えしようと思います。
他の研修でもそうですが、英語の場合は特に、誰を対象とした研修なのかを考えて内容を練ることが重要です。会社の業務内容、社員の年齢や最終学歴、英語学習経験の有無、将来英語をどういった状況で使うことが考えられるか、などを最初に組み立てれば、費用対効果の高い新入社員研修として役立つことでしょう。
ここでは一般的な日本企業での、主として英語に慣れるための研修の例を挙げます。新入社員の中には、英語からしばらく離れている人が案外多いものです。専攻によっては、英会話は高校以来という人も少なくありません。そこで、グローバル化の一環として、まずネイティブスピーカーとの対話を通して、英語学習に対する意欲を高めるという目的で導入される企業が多くなっています。
こういった「ならし」の意味での英語研修の場合、神戸ビジネススクールでは、まず次の3つを組み込むことにしています。
1 あいさつ
2 自己紹介
3 仕事と出身地について
一般的には、新入社員が外国人と英語で話をする機会は外資系を除けば、あまり多くはないでしょう。しかし、会社を訪問する外国人に社内で遭遇する、海外出張にお供する、会合で外国人に紹介されるなどの状況は充分に考えられます。プライベートで海外を旅行する際にも、まず必要になるのはこの3つです。
突然やってくるこうした場面で、英語を使ってよどみなく話すためには、日ごろの練習が必要です。誰でも、一度やったことがあればとっさにでも口をついて出てくるものです。また、この3つを覚えておけば、今後いつでもどこでも慌てる事はないという大きな自信につながります。英語はまだ必要ない、と思っている人でも、今の時代いつ何が起きるかわかりませんから、備えておきましょう。次回に、この3つの英語表現を具体的に説明しますので、お楽しみに!
神戸ビジネススクール(株)では、ビジネスに本当に役立つ英語を効果的に学ぶことができます。社内企業研修から個人レッスンまで、英語でお困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。無料体験レッスンも実施中です。
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