会議を減らすには~グローバルビジネスを成功に導くコツ
前回では、コミュニケーションを阻む障害7つのうち3つを取り上げました。今日は残る4つです。
4. ボディランゲージの不足
言葉によるコミュニケーションだけでは、メッセージが確実に伝わらないかもしれません。例えば上司が新しいアイデアに賛成するときに無表情だったり、目線を合わせなかったりすると、受け手には、本心ではないのではないかと映ってしまいます。結果、熱心に仕事に取り組まなくなるでしょう。
5. 情報過多
受け取る情報があまりに多くてその処理ができなくなると、新しい情報が入らなくなります。メールがいい例で、1日に50通以上受け取ると、重要なものとそうでないものの区別がつかなくなります。半分くらいは急を要しないかあまり重要ではないというのが普通でしょう。
6. コミュニケーションをとろうという姿勢の欠如
話すにしても書くにしても、送り手の伝達方法がまずいと、メッセージがうまく伝わらず意味を取り違えられてしまいます。あいまいで誤解を招くような表現や相手を怒らせてしまう表現を使うのが一例です。一方、受け手もちゃんと聞いていなければなりません。何かをしながら上の空ではメッセージは伝わりません。
7. ハイテクに不慣れ
メール、インターネット電話、電話会議、パワーポイントなどが使いこなせない場合です。プレゼンテーションで使うスライドの質が悪ければ、出席者は混乱し、退屈してしまうでしょう。インターネットの接続環境をチェックしないで電話会議に臨めば、途中で切断されてしまうかもしれません。
こうして見てみると、コミュニケーションをきちんと取ることは非常に困難に思えてきます。どうすれば意思の疎通がうまくいくのでしょう。次回は、解決法を見ていきましょう。 お楽しみに!
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