英語での箇条書きのルールを知っていますか?~ビジネス英語スキル
ビジネスで難しい交渉を進めているとき、突然先方が怒り出したり、口調がきつくなったりすることはよくあります。このようなときに、相手をなだめるにはどうすればいいでしょう?
相手の怒りを増幅させることなく、穏やかに交渉を続けるための表現をいくつかご紹介します。
1 “Look, I understand what you are saying but…”
これは、先方が同じ事を繰り返しながら興奮してきたときに有効です。相手に対する理解を示しながら、自分の立場も同時に説明します。
<例>“Look I understand what you are saying but the deadline is tonight so we must decide now.”
「おっしゃることはごもっともですが、締め切りが今夜ですので、今決定しなくてはなりません。」
2. “Why don’t we come back to that later?”
「その件に関しては後で話しませんか?」
先方が交渉の焦点であるポイントに直接関係がない別件を持ち出してきたときに使えます。相手を無視するのではなく、やんわりと話を元にもどそうとする表現です。
3. “Let’s have a break and come back with some fresh ideas.”
「いったん休憩にして一息入れましょう」
交渉が長引いて、疲労の色が見えてきたとき、休憩をはさむことは良い方法です。部屋を出るだけでも気分転換になります。双方とも室外でのメールや電話で、関係部署との相談をすることができます。
4. “You don’t have to worry about .…shall we move on?”
「その点についてはご心配には及びません。先へ進みましょうか」
時には、先方がすでに解決済みのことを蒸し返したり、的外れな懸念に固執したりして交渉がこう着状態になることがあります。この表現はそういった時に会議を前に進めるのに使います。
A. “But we need to make sure that we have booked enough space for shipping next month” 「しかし来月の出荷には十分な余裕があることを確認しなくては」
B “ You don’t need to worry about that as I booked and confirmed the shipping this morning. Shall we move on?” 「その点については今朝、確認済みですのでご心配には及びません。先へ進みましょう」
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