経験
「問題が起こったとき-不登校-」
「不登校」、この問題はなかなか収まりそうにもありません。いろんなところで対応がなされていますが、対応次第で早く健康になったり、余計にひどい状態になったりもします。
理解は示されても結局、「生きていくのはそんな甘いものではない、自分の問題だ」ということで片付けられてしまうのでしょうか。
不登校は当然学校に籍を置くので起こる現象です。
学籍を離れたらその個人としてはこの現象はなくなります。
それで問題が解決したといえないのは当然ですが。
学校に籍を置いている限り、学校関係者は当然学校にこられるように対応をします。 特に義務教育下ではこの傾向は強いものがあります。
家庭でも同様の状態がおこります。
身近で「学校に行ってどうするの?何するの?」「なぜ勉強しないといけないの?」「なぜ生きているの?」「あなたは生きてて楽しいですか?」等と問われたらなんと応えますか。
問題を起こすときは、その家庭・集団等の中で、その時に一番弱い人がおこします。 しかし、ただ弱いだけでしょうか。
皆がやっていることを自分だけがしない、できないときのエネルギーは想像以上のものがいります。
こう問われて本当に乗り越えた自身・家庭・関係者は生きる意味・見方が以前と違ってしなやかに見えます。