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コラム
思春期 ー 一つの課題 -
2014年7月20日 公開 / 2018年10月30日更新
「思春期のひとつの課題」
思春期の精神的な病の大きな要因には、親離れがスムースに進まないこと、親からの分離の失敗があげられます。
しかしこれには、時代や社会の影響を受け、家族のあり方に大きな影響を受けているということを見逃してはなりません。
病を発するということは、現状のままでは生きにくいですよ、というサインであると同時に、正論・常識(?)だけで急激に変えられても困りますよ、自分のペースを見てください、ということを含んでいることも忘れてはなりません。
そこで、親との関係を見直してみてください。
親離れ、子離れがスムースに進んでいるでしょうか。
大人になっても離れていない人は多くいるかもしれません。
同世代の同性の友人関係はどうでしょう。
同性の友人は、親離れが始まりかけたとき、離れている寂しさを癒してくれます。
良き理解者にもなります。
そして、自分の身体との関係をうまくとっているでしょうか。
第二性徴期で、人生の中でもっとも体の変化の激しい時期のひとつです。
自分の身体は自分が所有者ということが実感できるかできないかが、ひとつの鍵になります。
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