小学5年からクラスメートとうまく関係がとれなくなって、学校に行けなくなった少女
「自分」
「私自身」をその人にとって大事に思う人(達)から、全体を包んでもらえてる、掴みきってもらえてる、と感じていられる人はどれくらいいるでしょうか。
今の時代は、プロ化・分業の時代という面をもっており、他者を・自分を、部分からしか眺めない面が強くなっていないでしょうか。
親も、夫も、妻も、子どもも、友人も、その関わる人の全てを見ているとは言いがたいものがあります。
反面、たとえ親でも夫婦でも完全につかみきれるものでもないでしょう。
受験・仕事などに虜の人たちは、それらの評価を絶対のものにしてしまい、自分が否定されると、自分そのものが全部だめになったように思ってしまう。
そして余計その思いから逃れられなくなる例があります。
大切と思っている人(達)から伝えられた価値観などの縛りから抜けられない人間関係の葛藤・愛憎等さまざまな感情が背後に渦巻いているのでしょう。
自分自身を知る、あるいは知ってもらうということの大変さと、楽しみを、一度考えてみませんか。