コンパクトッ!!寄木細工(よせぎざいく)の素敵な破魔弓♪
男の子のお正月の魔除け、魔を破る弓「破魔弓」(はまゆみ・破魔矢(はまや)ともいいます)。
前回の羽根のデザインに引き続き、今回は矢尻(やじり)をご紹介♪ 矢の先なのに矢尻と言います(笑)。他に「鏃」とも書きます。参考までに。
★余談ですが、
西洋の矢は、放たれて飛んでいる時の状態を名称しており、矢尻は「arrowhead=矢の頭」と日本とは逆なようです。
日本では、収納される場合は矢尻を下向きにし矢筒(矢籠・やかご)に入れます。鋭い矢尻が上向きだと危険だからだと思います。日本ではこの収納してある状態をで名称になっているので、「やじり」と言われるそうです。
金の鍍金が美しいです。
本来の矢尻の形をデフォルメ(特徴を強調)したデザインです。
こちらは、メッキではなく本金箔を施してます。
こちらはシンプルな形でスッキリとさせております。
鋭くかっこいい形です。確実に魔を破ってくれそうです(笑)。
「ん?先がとがっていない」と思われた方もいらっしゃるかも知れませんね(笑)。
鏑矢(かぶらや)といいます。
(かぶら)とは矢の先端に付ける武具の一種です。敢えて的を傷つけないように作られております。種類によっては穴を幾つかあけ、飛ばした際に鋭い音を発し邪気を払いのけるとされており、現在では流鏑馬(やぶさめ)など祭礼式などで使用され、邪を払う縁起の良いものとして親しまれています。
もちろん、この他にも素敵なデザインの作品がいろいろありますので、破魔弓を選ばれる際はじっくり見て回ってください♪
住所:神戸市中央区雲井通5丁目3サンパル1階
電話番号:078-221-1992
営業時間:10時~19時
e-mail :info@hukujungo.com
担当 : 江戸 唐音
HP :http://www.hukujungo.com