素敵なお雛様2013 ② 『名匠の立雛をコンパクトに♪ ≪鈴木賢一 黄丹の袍≫』
本日はひな祭りです♪
全てのお子様が元気で健やかに育ちますよう心からお祈り申し上げます。
「お雛様はいつ仕舞うの?」とこの時期によく聞かれる質問です。
「三月三日過ぎたらすぐ仕舞わないと嫁に行きそびれる」と昔からよく言われます(笑)。
雛人形は日本の古くからの風習となっており、古くからの風習というのは、各地域によって独自のしきたり、所以(ゆえん)が根付いていきます。
ですので、「〇〇ではこう言ってた」「聞く人によって違う」となるようです(笑)。
この「しきたり」について私が思うのには、「柔軟にご自身が納得できる謂れ(いわれ)に沿って」でよいと思います。それぞれに違う所以、風習を否定的にとらえず、「なるほど、こんな考え方もあるのか」という感じで(笑)。
ちなみに当店でのご案内は、
「三月三日過ぎて天気の良い日にお仕舞下さい、天気の良い日の方が衣裳に湿気も吸わずカビなども防げます」とご案内させて頂いております。
(※旧暦にに合わせ大体4月上旬頃まで飾る方もいらっしゃいます。確かなことは言えませんが、特に西日本は多いようです。)
更に補足といたしまして、
「「早く仕舞わなあかん」というのは女の子の大切な物なので、お子様の躾(しつけ)を兼ねて「だらしない事をしてはいけないように」と言う戒め(いましめ)の意味も込められています。ですので、お子様が少し大きくなって一緒にキッチリを仕舞えるよう教え下上げてください」とお伝えさせて頂いております。
「身代わり(厄除け)」だけではなく、「しつけ」も兼ねた日本の素敵な風習です。
良い雛祭りをお迎えくださいませ♪
※画像は私の次男が児童館で作ってきた雛人形です。気に入ってます(笑)
↑訂正、長男が幼稚園で作ってきた作品でした(笑)。
次男が作ったのと混同して、嫁がコラムを読み発覚です(笑)。
我が息子たち、すまん。
(2013年3月7日訂正)