オンライン講演「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方〜自己肯定感を育てる7つの関わり〜」:枚方市教育委員会主催
Q. 優しく諭しても何度も同じことをするので最後には厳しく怒ってしまいます。
周りで厳しく躾けている子はお利口なので厳しく言うべきか悩んでいます。
A. 幼稚園児くらいは本当に叱られることばっかりしますね。
汚い言葉は使うし、ゲームばっかりしたがるし、わがままは言うし・・。
本当に手に負えません。
しかし子どもというものは
汚い言葉を言ったり、いたずらをしたり、
親がして欲しくないことをする生き物なんだと思うんですね。
それが自然であり、健全であると思うんです。
それを厳しく躾けて賢い子にしたり
お利口な子にしたりしようとするのは
自然に反することであり、
親の見栄やエゴであるように思うのです。
うちの子も幼稚園ではずーっとクレヨンしんちゃんの喋り方で通しましたけど、
先生も親もそのまま喋りたいように喋らせておいたら、
ちょうど小学校に入学する頃には治まりました。
おかげで息子ものびのびした幼稚園生活を送れました。
いい幼稚園でした。
お利口な子って親は楽だったりするかもしれませんけど、
きっと良い子でいないといけないその子は苦しいでしょうね。
汚い言葉を言ってみたり、
ふざけてみたり、わがままを遠慮なく言えるってことは
子ども側からすると自由でのびのび出来て幸せなことかもしれません。
その分、親は大変です。
親が大変な分、その子は自分らしく幸せに暮らしてくれていると考えるなら、
まあ大概のことは目をつぶって許してあげたら良いんじゃないでしょうか。
子ども時代に子どもらしくいられることは
健全発達の上からも幸せに生きていくということからも大事なことだと思います。
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