岐阜県多治見市立滝呂小学校での講演会「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方」
Q. 反抗期(小3男子)との上手な付き合い方を教えてください。
A. まず、どうして小3男子は反抗するのでしょうか。
そこから考えてみましょう。
口うるさく注意していませんか。
勉強のことをうるさく言っていませんか。
ダメ出しばかりになっていませんか。
そもそも小3男子なるものはいたずら好きな小悪魔(グレムリン)です。
グレムリンはもともと人間に発明のヒントを与えたり、
職人さんたちの手引きをしたり、
人間の味方であり友人であったそうなんですが、
人間が彼らに敬意や感謝をせずにないがしろに扱ったため、
次第に人間を嫌って悪さをするようになったそうです。
どの家庭にも1匹はグレムリンが住み着いているということです。
(Wikipedia より)
さてあなたはその「反抗期」とお呼びになられている息子さんのことを
尊敬されてきたでしょうか。
感謝されてきたでしょうか。
尊敬というと難しく聞こえますが
「大人の考え優先ではなく、子どもの気持ちを大切にしてあげてましたか」
ということです。
子どもに感謝するとは「ありがとう」の気持ちを持って優しく親切に、
いつも笑顔で接するということです。
子どもはみんなグレムリンです。
大人がもう一度敬意と感謝を持って接するようにすれば
また元の「良いグレムリン」に戻って家庭に
笑いと喜びをもたらしてくれるでしょう。
グレムリンはどの家庭にも1匹はいるそうです。
そのいたずらに困ることもありますが、
そこを大目に見てあげる心の広さこそが「幸せな家庭の秘訣」だと
教えてくれているんじゃないでしょうか。
そうそう。
日本にもグレムリンとよく似た「座敷わらし」という妖怪がいますね。
この「座敷わらし」がいる家庭には幸せが訪れると言います。
せっかく幸せを持ってきてくれたんだから
多少のいたずらは目をつぶってあげましょう。
くれぐれも「座敷わらし」や「グレムリン」を退治しようなどとは思わないように。
そんなことをすれば幸せも幸運も逃げてしまいますからね。
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