「先生、僕ゲーム売るわ」中3ゲーム大好き少年がゲーム機を売ろうと思った理由

長谷川満

長谷川満

 高校受験の1週間前からゲーム断ちをしていた中3のA君。
 そのかいあって志望校に見事合格しました。
 合格後も夢の実現に向けて家庭教師は続けたいということで、
 その日もいつも通り普通に教えていました。

 問題を解いていたA君が急にこう言い出しました。

 「先生、僕ゲーム売るわ」

 「おっ、そうか。決めたん?お母さんに言ったん?」

 「うん。言った。」

 「そうか・・。よし!夢の実現に向けてがんばろか。」

 「はい。」

 
 彼は自他ともに認めるゲーム大好き少年。
 中3になってからも家に帰ってからはず~っとゲームをしてました。
 僕が家庭教師として彼の家に行くようになったのは去年の6月。
 そういう生徒の場合、僕は大体ゲームの話で仲良くなります。
 ゲームをやめるようにとか減らすように指導したりはしません。
 むしろ親御さんに「ゲームは好きなだけやらせてやって下さい」と言うこともあります。
 制限したってぜったいその通りにはならないし、
 取り上げてみたってますます親子関係が悪くなってぜったい勉強なんてしません。
 
 以前指導していた中学生で、親にゲーム機を取り上げられていた子がいましたが、
 秘密の引き出しの中にもう1台別のゲーム機を隠し持っていた子もいましたし、
 親が取り上げ隠してあったゲーム機をちゃんと見つけ出し、
 深夜親が寝静まってからゲームをしていた子もいました。

 この問題は親が何かを強制したり、禁止したり、罰を与えたりしても、
 子どもにゲームをやめさせ勉強するようにもっていくことは残念ながら出来ない
 というのが本当のところなのです。
 もし仮にゲームを力づくでやめさせたとしても、親子関係は悪化し、
 親が喜ぶ勉強なんてするはずはありません。

 妻や夫を変えることができないように子どもを変えることはできません。

 じゃあ、どうしてA君はゲームをやめ勉強しようと決意したのか。

 つづきはコチラ→http://mbp-japan.com/hyogo/hasegawa/column/55552/







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長谷川満(家庭教師)

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