詩集「無為 〜そのままでよかったんだ〜」ネット販売一時中止のお知らせ
正しい方ではなく
楽しい方を
得な方ではなく
幸せな方を
人から認められる方ではなく
自分の好きな方を
「選べばいい」と子どもに言う
by はせがわみつる
ついつい「どちらが正しいか?」なんて考えてしまいがちですが、そんなもの人によって、そして見る観点によって変わってしまいます。「どちらが得か?」も同様です。
では「どちらが楽しいか?」「どちらが幸せか?」「どちらが好きか?」はどうなのでしょう?
こちらも人によって、見る観点によって変わってきます。
ただ、その違うことをみんなが認め合っている分、押しつけたり、押しつけられたりすることは少ないように思います。
そして何に「楽しさ」や「幸せ」を見出すのかや「好き嫌い」といったことは自分に聞いてみないことには絶対にわからないというのがミソです。
「正しさ」や「損得」といったものは誰かがご親切に教えてくれることもありますが、何を楽しいと感じるか、何を幸せと感じるかといったことは他人が教えることは出来ません。
そこにこそ個性が生きる余地が生まれるのではないでしょうか?
自分らしく生きるとは、自分の感性を信じて生きることだと思うのです。
人は色々言うけれど、自分はこうしたい、自分はこうありたい、こう生きていきたい、そう心の声が言うのなら、もうその声を信じて生きていく以外に道はないというか・・、そう思うのです。
でも、その心の声も無視ばかりしているとだんだんと聞こえなくなってしまいます。
だから自分らしく幸せに生きたいなら、自分の心の声には耳を澄ますようにしなければなりません。
どちらが楽しい?
どちらが幸せ?
どちらが好き?
そしてそれが本当に出来たのなら、我が子にもそれを望むようになります。
子どもに自分らしく幸せに生きていってほしいと願うのは親の自然な気持ちですからね。
子どもに言ってることは自分に言っていること。
子どもにそう聞けて、「あなたの思う方を選んだらいいのよ」と言えた時に初めて自分に「自分らしく幸せに生きること」を許せるようになったのだと思います。
子育てほど、自分の本音が表れるものはありません。
子育ては本当の自分を見せてくれる鏡なのです。
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