子どもの人生を幸せにする言葉1
「いいよ」
それは、子どもが「こうしようと思うんだけど・・」と訊いてきた時に「それでいいと思うよ」と子どもの考えや思いを認める言葉です。
それは、子どもが「~していい?」と訊いてきた時に、「いいよ」と許す言葉です。
親の思いではなく、子どもの思いを尊重する言葉です。
親は子どもが、「こうしようと思うんだけど・・」とか「~していい?」と訊いてきた時に、心配やしつけの面から、難癖をつけてみたり、条件をつけてみたり・・、また、親の思いを押しつけたり・・、
とにかく気持ちよく「いいよ」と言ってあげることが少ないように思います。
それは、やっぱり子どもからすると「認められていない」「信頼されていない」「気持ちを尊重してもらえていない」と感じてしまうのではないでしょうか。
その逆に「いいよ」と言ってもらえたら、「認められている」「信頼されている」「気持ちを尊重してもらっている」と感じると思うのです。
そういう認め合うこと、信頼し合うこと、尊重し合うところに本当の意味での親子の信頼関係も生まれるのだと思います。
親はついつい子どもの管理者になってしまいますが、それは管理する上位の者と管理される下位の者という上下関係を生みます。上下関係には、命令や強制や罰が伴います。そういう力づくで「言うことをきかせる」関係には本当の意味での信頼関係は生まれません。
自分は親から認められている、信頼されている、気持ちを尊重してくれている。
子どもがそんなふうに感じているなら、親の意見やアドバイスも真摯に素直に聞いてくれるものです。
家庭教師である僕は、よく親御さんから「私の言うことはちっとも聞かないから、先生からこんなふうに言って下さい」と頼まれることがあります。
そんなとき僕はいつも「僕に任せてもらますか」と言って、生徒の気持ちを尊重した上で僕なりの意見やアドバイスをしています。
そうすると生徒は話をちゃんと聞いてくれ、僕の意見やアドバイスを素直に受け入れてくれます。
これは子どもとの間に信頼関係があるからです。
親は自分のことを認めてくれている。
信じてくれている。
尊重してくれている。
子どもにとって、そう思えることがどんなに幸せなことでしょう。
そういう親子関係から子どもは他者を信頼したり、尊重することを学びます。
親が子どもにとる態度は非常に重要です。
それは子どもが他者と関わるときの基礎となるものです。
他人といい関係を築いていける能力の土台は実は親子関係にあるのです。
何もかも「いいよ」と認めてあげて下さいと言っているのではありません。
時には「ダメ!」と言わなければならないときもあるでしょう。
だからこそ日頃の信頼関係が大切なのです。
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