岐阜県多治見市立滝呂小学校での講演会「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方」
以前「花に学ぶ美しい生き方」と題して、華道家の笹岡隆甫(りゅうほ)さんのインタビュー記事が新聞に載っていました。
心に残った部分を引用させてもらいます。
笹岡さんは「生け花の美の法則には、人間を輝かせるヒントが隠されている」と説く。
心の<花>の咲かせ方を聞いた。
「人は花を生けるうち、いつしか花の本来的な美しさを見極めることに集中し始め、自己表現のために手を加えているのではないと気づく。主役は花であり、自分は一歩引く。この控えめな気持ちこそが内面を輝かせる」と話す。
笹岡さんは、花を美しく生けるためには、その花が本来持っているその花の美しさを見出し、それを引き出すようにしなければならない。そのためには、自分がどう生けようかとか、どう表現しようとかが前に出てはいけない。その花にどう生ければいいのかを教えてもらうような謙虚な気持ちで向き合わなければならない。
これは子育てもまったく同じです。
子どもを幸せに育てるためには、その子が本来持っているその子の善さを見出し、それを引き出すようにしなければならない。そのためには親がこの子をどんなふうに育てようとか、どんな子にしようとかが前に出てはいけない。その子にどう育てればいいのかを教えてもらうような謙虚な気持ちで向き合わなければならない。
もちろん、子どもに「どう育ててほしい?」なんて聞く必要はありません。
それは関心を持って子どもをよく見ること。
子どもの話をちゃんと聴くこと。
子どもの気持ちを理解しようと心がけること。
によって自然に見えてくるのだと思います。
主役は子どもであり、親は一歩引く
子どものありのままを尊重し、ありのままの美しさを大切にする。
親がいじくり回して本来の美しさをこわさないようにする。
だから親は一歩引く。
その控えめな気持ちが子どもを輝かせると共に、親の内面の成長につながり、心の美しさにつながる。
「花は野にあるように生ける」
これは茶道を完成させた千利休の言葉です。
子どもの自然な心を大切にし、のびのび育てることが、その子が輝いて生きることの土台になるように思います。
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