オンライン講演「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方〜自己肯定感を育てる7つの関わり〜」:枚方市教育委員会主催
子どもはその能力のすべてを出し切っているわけではありません。
多くの子どもたちは、その能力の半分も出し切れていないのが現状であるように思います。
では、どのようにすれば子どもの潜在している能力を引き出せるのでしょう。
ポイントは3つです。
1、好きでやる
2、自分からやる
3、集中してやる
この条件を満たしていれば、その子の本来持っている能力を引き出され、やれること出来ることのレベルは上がります。
つまり、子どもが喜んで自分から集中して勉強するようになれば、能力自体が高まり、どんどん伸びていきます。
そのためには、まず「強制・管理」をやめなければなりません。
子どもに無理矢理、勉強を強いるのは百害あって一利なしです。
そうではなくて、一緒に勉強する中で「おもしろい」と感じてもらえるようにします。
「おもしろい」と感じれば、自分から喜んでするようになります。
では、どのようにすれば勉強を「おもしろい」と感じてもらえるのか?
まず何よりも「わかる」とか「できた」とか、そういう成功体験が大切です。
成功体験をいかにつくっていくか、それが大切です。
また、一緒に楽しむ姿勢が指導者には大切です。
子どもに勉強させるのではなく、「一緒に考える、一緒に解く」。
「やったな」「解けたな」と言い合い、喜び合う。
そうすれば勉強も楽しくなる。
また、そのままの子どもを認め、お互いの信頼関係をきずいていくことも、子どもが自分から喜んで勉強することにもつながります。
教師と生徒との暖かい信頼関係があるからこそ、子どもは勉強が楽しいと感じるし、勉強をがんばろうと思うものです。
子どもの能力を引き出す上で大切なものは、
成功体験と信頼関係です。
それをいかにつくれるかが家庭教師の力量なのです。
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