オンライン講演「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方〜自己肯定感を育てる7つの関わり〜」:枚方市教育委員会主催
福は無為に生ず (中国の古典より)
(意味)幸福とは、なろうと思ってなれるものではなく、作為のないところにこそ生まれるものである。
無為とは作為がないこと。何も手を加える事なく、自然のままにしておくことです。
簡単そうに見えますが、これが本当に難しいのです。
特に我の強い人や心配性の人には難しい。
それは「余計な手出し、口出しをせず、信じて見守る」ことだからです。
それはまた「待つ」ことであり、「信じて任す」ことでもあります。
人間には欲があり、不安があり、恐怖があります。
欲があるから何かをしたくなる。求める心から「はからい」が生まれます。
不安になってじっとしていられる人はいません。
不安を解消するために行動を起こすのが人間です。
恐怖にとらえられたら冷静ではいられません。
思いつきや人の言動で動いてしまいます。
このようにして、欲があり、不安があり、恐怖を持っているために人間は何かをせずにはいられないのです。ところが、我欲や不安や恐怖を因(もと)とする言葉や行為は、概していい結果にはつながりにくいのです。我欲は争いを生み、不安は不安を生み、恐怖は混乱を生み出します。
だから、希望や信頼や愛や、そういったものを因(もと)とする言葉や行為を表していくことが大切です。希望は勇気や元気を生み、信頼は信頼を生み、尊敬を生みます。愛は愛を生み、喜びを生み、感謝を生み、幸福を生み出します。
「信じて見守る」ためには希望や信頼や愛情が必要です。「待つ」ことも「信じて任す」ことも、その行為自体が愛・信・希望を持っている証しです。
無為であることは何もしないことではなく、心の内を愛と信頼と希望で満たすことであり、だからこそ幸福を生むのだと思います。
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