岐阜県多治見市立滝呂小学校での講演会「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方」
たまたま、ある方のブログを見ていたら、こんな素晴らしい詩がのっていました。
「もし子育てをやり直せるなら」
もし 子育てをやり直せるなら、
家よりも まず、子供の自尊心を 築きあげます。
間違いを 直そうとばかりしないで、子供と もっと心を 通わせます。
時間ばかり 気にしないで、子供の成長を 見つめます。
知識ばかり 詰め込もうとしないで、心を 思いやりで いっぱいにします。
もっと ハイキングに行って、広い野原で、子供と 一緒に たこ上げをします。
深刻ぶるのは やめて、子どもと 夢中になって遊びます。
意地を 張らないで、子どもを もっと抱きしめます。
目先の ことだけにとらわれないで、もっと 長い目で 子どもを育てるようにします。
うるさいことばかり言わないで、もっと子どもを ほめてあげます。
そして、成功や権力を 追い求めるのではなく、愛の力の すばらしさを子どもに伝えます。
by ダイアン・ルーマンズ
なんか本当にそうだなあって感じます。
子育て中って、つまらない細かい事に目がいってしまって、大切なもの、例えばもっと抱きしめることや、ゆっくりと絵本を読むことや、・・子どもとの時間を楽しむこと。そんなことがおろそかになりがちですよね。愛を感じて、幸せを感じて、それを素直に表現し、感謝して育てていれば他には何もいらないのだと思います。
その方は、ブログの中で
「こどもにどうなってほしいのか、どんな子になってほしいかをつい考えてしまいますが、大事なのは、・・
私はどういう母でありたいのか。
どういう人でありたいのか。
・・・・
そして、その結果どういう子に育つのかはそのこども次第であり、そこは親が強制・矯正するところではないんですよね。
こどもに何かを望むのではなく、自分の目標(ありたい自分)を明確にすること。
間違えてしまうと、こどもに無理やり従わせようとしてしまい、思い通りにいかなくてイライラする。
・・・・
どんな母でいたいのか。どんな私でいたいのか。
まずは楽しむこと!です。」
と書かれていました。
子どもが育つ上で最も大切なのはその環境であり、そして最大の環境とは親自身です。
だから、親が心理的に自立し安定し健康であれば、自然に子どもは健全に育っていきます。
心理的に自立していると、子どもに過剰な期待は持ちませんし、優秀な子を持つことによって自尊心を満たそうとはしません。
心理的に安定していると、子どもへの関わりが穏やかなものになります。子どもは思い通りにならないものと早々にあきらめて「ま、いっかー」と何事も適当に受け流すようにすれば、イライラも減ります。
心理的に健康であれば、「てきとー」ができますし、「ほどほど」でいいやと思えます。こだわらないというか心に柔軟性があるのが心理的に健康な人の特徴です。
「こうでないとダメだ」とこだわりが強かったり、完全主義だと疲れてしまいますので、のんきでいい加減くらいが心の健康にはちょうどいいんです。
ま、そう思えないからしんどいんですけどね。
だったら、そんな自分も許してみる。
私は心配性だし完全主義のところがある、ともう認めてしまう。
そんな自分を受け入れちゃう。
受け入れた上で、その性格で子どもやご主人にできるだけ迷惑はかけないようにしようと気をつける。その性格を直そうとするのではなく、それによる被害を最小限にするように心がけるのがいいのではないでしょうか。
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