オンライン講演「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方〜自己肯定感を育てる7つの関わり〜」:枚方市教育委員会主催
ある日、中学2年生のA君が、少し沈んだ表情で悩みを打ち明けてくれました。
「先生、 僕・・、単語、 覚えても覚えても、すぐ忘れてしまう・・。」
僕は、こんなふうにアドバイスしました。
「それでいい。
それは、忘れたんと違って消化したんやで。
ちゃ~んと消化して頭の栄養になっている。
その証拠に、単語を覚えるスピードも速くなったし、少ない回数で覚えるようになった。
英語の長文も読めるようにもなったし・・。
食べ物でも食べたら消化するやろ。
消化するから栄養になる。
その栄養が身体をつくってくれたり、力になるわけで、勉強も一緒やで。
覚えて忘れて、覚えて忘れて、その繰り返しの中で、ほんまもんの学力がつく。
一回で覚えたら繰り返さへんやん。
それでは学力がつかへん。
忘れるから繰り返す。
繰り返すから力がつく。
だから、それでいい。」
それを聞いたA君は、安心したみたいで、表情も明るくなりました。
その後、忘れることを恐れなくなったA君は、単語を覚えるのが前ほど苦痛じゃなくなったようです。
「忘れたら、また覚えたらいい。その繰り返しで力がつくんやもん。なあ、先生。」
「そうや。それでいい。そう言えたら、英語の点数、もっと上がるでえ~。」
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